華川に行ったら、春川にも寄ってみよう!

あぁ…懐かしや…
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せっかく華川まで行ったなら、ソウルへの帰路の途中にある春川にも寄ってみたいところ。欲張って、というか春川で有名なタッカルビを食べたくて、私も立ち寄りました。

おお! さすが聖地。『冬ソナ』の像が道のドセンターにありました。これを撮っているだけで、「私は日本人です!」と大声で叫んでいるような気分に。そういえばヨン様、ご結婚おめでとうございます!

 

有名なタッカルビ通りの入り口には、とってもわかりやすい鶏の像つきの門が。この門をくぐるとタッカルビ屋がずらずらずらーっと並ぶのですが、私が選んだお店は、なかでも一番人の入りがよく、ネットでの評判もいいところ。

その名も「明洞1番地」! 明洞というと、ソウル1の繁華街を思い浮かべますが、春川にも明洞があるのです。

 
明洞1番地(ミョンドンイチバンチ)
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美味しそうなタッカルビ
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注文したのは、もちろんタッカルビ。写真ではいまいちボリュームが伝わらないかもしれませんが、これで2人前22,000ウォンです。ものすごい量です。申し訳ないですが、食べきれなくて残しました。でも、美味しいので食べきりたい気持ちは山々。でもでも、全部食べたら何もできなくなる勢い。

マストメニューなマッグクス
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ポックンパブ
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タッカルビとともに、マストメニューなマッグクス(6,000ウォン)もオーダー。これは春川式の冷麺で、甘辛いコチュソースとダシの効いたスープとを混ぜて食べる品。麺は韓国お得意のハサミでカットしてくださいね^^

タッカルビのシメと言ったら、ポックンパブでしょう。この炒め飯目当てで来店する人もいるというほど、ここのポックンパブは人気です。そうして、はち切れそうなおなかを抱えて、ソウルを目指しました。

明洞1番地
명동1번지
江原道春川市朝陽洞131-9
강원도 춘천시 조양동 131-9
033-256-6448
日本語メニューなし/日本語不可

最後は、華川でゲットしてきたマッコリで!

サンチョノ
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韓国の地方旅行の楽しみのひとつ。地酒ならぬ地マッコリ探し。華川では2種類見つけることができました。

写真左の「サンチョノ(韓国語でヤマメ)生マッコリ」は、2012年に大韓民国大賞を受賞。かわいいヤマメのイラストとは裏腹に、なかなかのやり手マッコリです。お味は、炭酸がきつめで、あまさは控え目。マッコリ好きならグイグイいけること間違いなし!

写真右の「華川生マッコリ」も、生マッコリだけあり、炭酸がきくー! グラスに注ぐと、ビールのような泡ができ、このお酒は生きているんだ! と感じるほど。1.2リットル入って1200ウォンと、価格がリーズナブルなのもお酒好きにはうれしいところです。

1日フルコースで楽しみましたが、たくさんの優しい人、美味しいものと出会えたので、疲労感はそこまででもありませんでした。それよりも、楽しい思い出がたくさん!

実は私、9か月の赤子連れで訪れたのですが、ヤマメ祭りには授乳室まであり、暖かいビニールハウスのなかでおむつ替えもできました。思ったより寒くなく、ベビーも終始ご満悦。

『2016年 華川ヤマメ祭り』https://www.narafestival.com/は今月31日(日)まで開催中なので、韓国への旅行の予定がある人、韓国在住の人はぜひチェックしてみて!

取材協力:江原道 
公式フェイスブックはこちら
『2016年 華川ヤマメ祭り』へのアクセスは江原道シャトルバスが便利です!
(31日まで期間中毎日運行)
https://gogogangwon.com/jp/

韓国在住のフリーライターで一児の母。日本在住時はインテリア誌の編集をしていたため、雑貨やかわいいものが大好き。あとは、韓国のおいしいものも大好物! 現在は雑誌「韓流ぴあ」の連載のほか、韓国語学誌やガイドブックで活躍中。著書に「歩いてまわる小さなソウル」(大和書房刊)。

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