イクメンぶりをアピールした伊藤英明
第16回「三池崇史監督presents 大人だけの空間」試写会イベントが15日、東京都内で行われ、三池監督の映画『テラフォーマーズ』に主演した伊藤英明、原作者の貴家悠氏が出席した。
イベントは、食事や酒が楽しめるリラックスした空間の中、三池監督ならではの切り口でゲストの素顔に迫るもの。三池監督は、自作への出演が4本目となった伊藤について「非常に不思議で魅力的な存在。演技派でもないですよね、でもこんな感じの人ってほかにいないんです」と印象を率直に語って笑わせた。
一方、伊藤は4カ月になった長男の話題になると「映画のキャンペーンが始まりましたけど、それまでずっと一緒にいました。お風呂に入れたりおむつを替えたり」とイクメンぶりをのぞかせ、「子育てがとても楽しい。例えば侍の役をもらったら馬や刀の練習をして技術を磨くことはできるけど、子育てはなかなかできないじゃないですか。がっつり関わるのも4、5年のことだし」と頬を緩めながら持論を展開した。
ファンから子どもの名前を問われると「五郎丸。冗談だけど」と即座に答えるなどして会場を盛り上げた伊藤。三池監督はイクメンとしての伊藤の新たな一面に「今しかできないことを精一杯楽しんでいたり、意外とリアルで冷静なところもある。そして繊細なんですよね」と分析した。
また、貴家氏は原作者として映画の感想を「とにかくこの映画は『テラフォーマーズ』でした。作品の芯の部分の熱いところがびしっと通っていたし、テンポもものすごくいい」と評価し、「没頭して食い入るように見て、ぼう然として帰ってください」と意味深にアピールした。
映画は4月29日から全国ロードショー。
関連記事