映画『ズートピア』来日記者会見&声優お披露目イベントが24日、東京都内で行われ、バイロン・ハワード監督、リッチ・ムーア監督、クラーク・スペンサープロデューサー、日本語吹替版声優を務める上戸彩、高橋茂雄(サバンナ)とズーラシアンブラスが出席した。
動物が人間のように暮らす大都会“ズートピア”を舞台にしたこの作品は、人間顔負けの超ハイテク文明社会に訪れた史上最大の危機に立ち向かう新米警官、ウサギのジュディが詐欺師のニックを相棒に奮闘するファンタジー・アドベンチャー。
昨年8月に夫・HIROとの第1子を出産した上戸は、出産後初めての公の場への登場となった。主人公のジュディを演じたことについて「お話をいただいたのが昨年の夏ごろで、ちょうど私に新しい家族が増えた時でした。家族に自慢できると思って、すごくありがたい気持ちとともにお話を受けさせていただきました」と明かした。
チーターのクロウハウザー役の高橋は「ディズニーの映画が決まったんですと言われた時は職業柄ドッキリだと思って、いつネタばらしされてもリアクションが取れるようにと思って行ったんです」と芸人の性を自嘲気味に語って笑いを誘い、「録る時にやっと実感がわいてうれしかった。めいっ子とおいっ子、相方は本当にすごいことだと喜んでくれました」と喜びを表現。
また、来日ゲストへのプレゼントとして、映画の主題歌「トライ・エヴリシング」をズーラシアンブラスが生演奏した。ムーア監督は「最高です。私はこういう音楽を聞いて育ったので、ついノリノリになってしまった」とご機嫌の様子で、上戸も「すごく前向きになれる。新しい挑戦や夢に向かって一歩踏み出す勇気を与えてくれて、背中を押してくれる曲だと思います」とアピールした。
映画は4月23日から全国ロードショー。