本書も、いわゆるブログ本や写真集ではなく、ヒロキが様々な大陸に行き、そこで色々な生き物にであう――という絵本のような内容。一見ファンタジーのようですが、「動物園は世界への入り口」という都築さんの想いが反映されたものになっています。

ヒロキのカレンダーは現在4月始まりのものが発売されています

ヒロキの写真を楽しみたい人は、書籍と同サイトで販売されているカレンダーがおすすめです。

書籍もカレンダーも、売上の収益の一部は「アニマルペアレント」に寄付され、動物たちのために使用されます。
「動物園の動物は、とても思慮深く、こちらのこともよく見ています。言葉は通じなくても気持ちを感じることができます。

日本の動物園は公的機関が運営していることが多いため、なかなか潤沢な予算がとれないといいます。動物園が存続していくには、来場者数を増やすのが一番の近道。この本を通して動物園の魅力が少しでも伝われば」と語る都築さん。

これから春の行楽シーズン、動物園も活気づく季節です。動物園で世界中の生き物たちとふれあうのも良いかもしれませんよ。