洋画が大好き。日本映画はほとんど見ない
――「あやしい彼女」、いかがでしたか?
DJ SUMIROCK:とってもよかったですよ。ストーリーも面白いし、主演の女優さんがかわいかったですしね。
――主演は多部未華子さんですね。
DJ SUMIROCK:そうそう、演技も上手だし、ベテランの役者さんに負けず自然でよかったです。
――普段はどんな映画をご覧になるのですか?
DJ SUMIROCK:アクションものが好きですね。あとは昔の映画ですけど、「カサブランカ」や「イヴの総て」、「格子なき牢獄」、「鎧なき騎士」なんかが大好き。実は子どもの頃から洋画が好きで、日本映画はぜんぜん見なかったんです。戦時中で洋画がなかったときでも日本映画は好きじゃないから見たくなかったくらい(笑)。
――えっ、そうだったんですね。そんなDJ SUMIROCKさんに「面白かった」と言ってもらえてホッとしました(笑)。「あやしい彼女」は、73歳の女性がある日突然20歳に戻ってしまうというお話ですが……。
DJ SUMIROCK:その設定自体は最近よくあるから、特にどうとは思わなかったけど(笑)、でもよかったと思います。特に節子がバッグをひったくられて追いかけるシーンが印象的でしたね。あのときはまだ倍賞さんが演じているカツでしたっけ。
――若返る前のカツは73歳で、冒頭では女手一つで育てた娘との仲もぎくしゃくしています。
DJ SUMIROCK:最初はぶつぶつ文句をつぶやいてばかりでしたね。私はカツの年齢に近いけど、そこは私と逆だなって思いました。もう少しカツはカラッとしていた方がいいですね。でもああいう性格じゃないとドラマにならないですもんね?(笑)
――ま、まぁそこは……(笑)。
DJ SUMIROCK:ただ私も気持ちはともかく、体はついていかないですよ。先日のイベントでも調子に乗って夜中のアフターパーティーまで参加したらくたびれてしまって。翌日はお休みをいただきました。
――800人規模のイベントですよね。十分、体もついていっているように思えます(笑)。
DJ SUMIROCK:ふふふ(笑)。