「キリン 杏露酒 ひんやりあんず」商品&新CM発表会が11日、東京都内で行われ、イメージキャラクターに起用された女優の宮崎あおいと脚本家で俳優の宮藤官九郎が登壇した。
新CMでは、宮崎と宮藤が夫婦を演じ、“ひんやり”した中にもほほ笑ましい二人のやり取りを全5パターンで伝える。
宮藤作品に主演したことのある宮崎は「宮藤さんを監督だと思うと緊張してしまうので、監督だったことを忘れてやるようにしました」と撮影時の心構えを告白。宮藤も、宮崎と直接芝居したのは初めてで「新鮮でした。最初はすごく照れくさかったですけど、やっているうちにだんだん楽しくなってきました」と和やかな現場を振り返った。
また、宮藤が「とにかく奥さんに好かれたいと思って演じてくださいと言われまして…」と監督からの指示を明かせば、宮崎も実際に「かわいらしい旦那さまだなという印象でした」とニッコリ。
一方、宮崎が演じた、ちょっぴり“ひんやりした”妻の感想を尋ねられた宮藤は「あおいちゃんは、僕が監督した時もひんやりしていたんで…。ひんやりはひんやりですよ」と笑いを誘いつつ、「でも、詰まんないのかな?と思ったら『楽しくてしょうがない』とか言ったりするところがあるので、ひんやりだなと思ってもいちいち傷つかない。そこがいいところ」と人柄を紹介。宮崎は「自分が思っているようには、自分の感情が表に出ていないみたいで…」と語り、苦笑いを浮かべた。
会場では、今時カップルの実態調査の結果も紹介され、宮崎は「なかなかこういうものを知る機会がないので面白いですね」と興味津々の様子。「相手に甘えたいけど、甘えるのが下手」という人も多いという結果に、「甘え下手な人も、同じお酒を一緒に飲むことでコミュニケーションが増えたりするといいなと思います」と語った。