カップルができやすいようにという気配りが

前置きはこれくらいにして、いよいよ三田コンスタート! 参加飲食店は9店舗。参加者は予め指定された店舗へ向かいます。主催側の気遣いで1店舗目のみ、男女の年齢層別に分けた配置にしているのだとか。確かにシラフの状態からいきなり、20代前半女性と40代前半男性の組み合わせとなると、世代間ギャップもあわさって話が盛り上がらなさそう。

一見すると仲良しグループのよう
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スタッフが男女ペアが向かい合うように調整し、参加者を座らせていました。長テーブルがいくつも並んでいる様は、会社の飲み会を思わせます。ただ個室よりも「あ、あの人イイな」と感じる人を見回せるのは良いかも知れません。開始前は自分のペアとしか会話せず、2人のクローズドな世界を作っている人たちも、いざお酒が入るとスイッチが入ったかのように、向かいにいる異性と会話をスタート。

見ず知らずで偶然同じ席に居合わせた関係ながらも、徐々に打ち解け始めている様子。「街コンは何回目ですか?」「どちらが誘って来ることになったんですか?」「周りでも流行ってますか?」などといった、街コンという新しいイベントについて、お互いに質問し合う風景が目立ちました。

男子よ、何のために来ているの?

2店舗目へ移動できるのは、街コン開始から45分後。それまでは最初に着いた席で、同じメンバーで話し続けなくてはいけません。合わない人たちだとキツい時間になりそう。席替えをするという手もあるのでしょうが、露骨過ぎて難しい。

最初に話した相手は30代半ばの、会社で先輩後輩の関係だという男性2人組で、街コンは初めてでだそう。あまり女性慣れしていなさそうな、ウブな感じが印象的。こちらが質問をしない限り、何も話さずモジモジしているので、ひたすら盛り上げに徹しました。