なぜエルサだけが魔法を持っていたのか?
エルサが魔法を制御できるようになりハッピーエンドとなった前作。
監督いわく『アナと雪の女王2』の出発点は「なぜエルサには魔法の力があり、アナには無いのか? 」という疑問だったといいます。
エルサは生まれつき魔法があり、その力はどんどん強くなっているとトロールが語っていました。
続編である『アナと雪の女王2』では、エルサの魔法がさらに強くなっていることが予想できます。
『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』では、くしゃみをしただけで無意識下にスノーギースという生命体を量産しました。
エルサの魔法の理由を追い求めエルサが旅に出て、アナ、オラフ、クリストフ、スヴェンもその旅を始めるという展開になりそうです。
アレンデールではエルサの他にトロールも魔法を持ち、そのことは城の中に保管されている書籍で代々残されています。
『アナと雪の女王』小説版では、アレンデールが発展した理由がその魔法にあるのかもしれないと書かれており、魔法とアレンデール王国には深い繋がりがありそうです。
鍵はアナとエルサの両親?
D23 Expo 2019にて公開された場面写真には、アナとエルサ、そして母親のイドゥナが仲睦まじげに過ごしている様子が描かれています。
作品冒頭でエルサは、自分だけ歌声が聞こえ、アナがエルサに昔イドゥナが歌ってくれた子守唄を聞かせるシーンがあるとのこと。
『アナと雪の女王2』で語られるエルサの魔法の秘密を探るには、両親が大きな鍵となる予感がします。
既に解禁されている予告編では、荒れ狂う暗い海をエルサが乗り越えようとするシーンが公開され、話題となりました。
海といえば、アナとエルサは両親を海の事故で亡くしており、やはり両親を追い求めて海に向かっているようにも見えます。
レリゴーの再来?
D23 Expo 2019では、エルサ役のイディナ・メンゼルにより、『アナと雪の女王2』の劇中歌もお披露目されました。
自分だけが聞こえる歌声に起こされてしまうエルサが歌うというのが「イントゥ・ザ・アンノウン(原題)」。
「Let it Go」以来のエルサの単独歌唱で、会場で生歌を聴いたゲストからは新たな名曲だという絶賛の声が大きく聞かれました。
曲名は「イントゥ・ザ・アンノウン」ということで、行ったことのない“未知の場所” へ向かうことが示唆されています。
アナやエルサが佇む紅葉の景色が美しいあの場所は、かつて両親が目指していた場所なのか、新たな国なのか…
1作目やその後を描いた短編を通じて、アレンデールの夏と冬は描かれてきましたが、今度は秋という新たな季節が描かれそう。
D23 Expo 2019では「イントゥ・ザ・アンノウン(原題)」のほかに、アナとエルサとクリストフとオラフによる曲「サムシングス・ネバー・チェンジ(原題)」も披露されました。
謎に満ちたストーリーに加えて、新たに登場する音楽も楽しみです。
『アナと雪の女王2』は2019年11月22日(金)公開。
ディズニー長編アニメーションでは貴重な、日米同時公開です。