離婚の「不受理申出」を提出する

離婚の意思が無いのに、勢いで離婚届に署名捺印してしまった・・・

一旦は離婚に合意したので、サインをした離婚届を夫に託してしまった・・・

しかし、その後やっぱり離婚したくないと考えた場合は、事前に役所へ「離婚届の不受理申出」を提出しておくことで、一方的な離婚成立を防ぐことが出来ます。

言い争いの延長で、勢いに任せて離婚届にサインしてしまう人もいます。

その後、冷静になって考え直し、「やっぱり離婚したくない」と夫に伝えても聞き入れてもらえないことがあります。

そのような時には、速やかに「離婚届の不受理申出」を役所に提出しておけば、離婚届が受理されることはありません。

 

「自分の言動の見直し」をする

夫が「離婚したい」と言い出すのには、それなりの“理由”があるはずです。

明確な理由がある場合もありますが、長年の不満が積み重なり、コレといったハッキリした理由が無い場合もあります。

または、仮に「他に付き合っている女性がいる」というような、自分にとって都合が悪い理由は、妻に正直に話すはずがありません。

夫が自分と離婚したいと思っている“本当の理由を”考えてみることも必要ですが、突き止め過ぎないように注意してください。

そして、“離婚をしたくない妻”にとって最も重要なのは、夫に疑問や不満をぶつけることではなく、貴女の今までの「言動の見直し」です。

夫に対して、日頃から感謝の気持ちや労いの言葉を掛けていましたか?

優しさや思いやりは、どのように表現していましたか?

貴女が夫と離婚したくないと思うのはどうしてですか?

これを機に、貴女の今までの夫に対する行為を思い返してみましょう。

そして、反省すべき点があるのなら、改善に向けて即行動に移してください。

離婚をしたくないのなら、離婚をしたくないと思っている“貴女”が先に変わる必要があるということです。