ディズニーを感じられるサービス施設
施設を宿泊に特化させ、サービスの一部を簡易なスタイルとすることで、より手軽なリゾートステイを提供する『東京ディズニーセレブレーションホテル』だが、館内にはいくつかの施設も存在する。
- 『ウィッシュ・カフェ』…朝食専用カフェ(食券1300円)
- 『ディズニー・ファンタジー』…ディズニーグッズショップ
- 『ウィッシュ・スナック&サンドリー』…日用品を取り扱うショップ
『パーム&ファウンテンテラスホテル』と同様の施設ではあるが、朝食専用カフェは内装が大きく変更、コンビニエンスストア ローソンは「ウィッシュ・スナック&サンドリー」に店名が変わる。
平野「新しく開業いたします『ウィッシュ・スナック&サンドリー』も以前と同じく24時間での営業を考えており、オープン時間等の変更はございません。
実を言うとこれまでも、街場のローソンさんと比べると、ディズニー商品のラインナップは多かったんですね。
なので、その辺りはプラス充実した品揃えになってくるかと思います。
また、ディズニー商品を取り扱ったショップ『ディズニー・ファンタジー』の営業を、これまで通り継続していく予定です。
パークで買いそびれた・迷っていた商品などを購入する機会を増やし、あの商品が欲しかったからまたパークに行くというお手間がなくご利用いただければと思っております。」
ディズニーホテルを増やすという戦略
ディズニーホテルの年間稼働率は90%以上。
多くのゲストに利用されている反面、予約がとりづらいといった問題も抱えていた。
内堀「元々3つのディズニーホテルが年間90%の稼働率、ほぼほぼ満室という現状がある中で、よりパークの延長線にある体験であったり、ハッピー15エントリーであったり、そういったディズニーホテルに泊まる価値をより多くの方に体験していただきたいという思いから、ディズニーホテルをまず増やそうということになりました。
そういうときに、ディズニーホテルとして新たに建設したり増床したりと、いろんな選択肢は考えられるのですが、今回は同じグループが運営していた『パーム&ファウンテンテラスホテル』をリニューアルするという手法が選択されました。」
内堀「ディズニーホテルになったことで、直接ホテルで予約を承るのではなく、東京ディズニーリゾート総合予約センターでの予約に変わっております。
現状インバウンドの方(海外からの旅行者)は、数パーセントのご利用ということですので、まずは国内のお客様をしっかりと。
しかし、ご利用される方の中にはインバウンドの方もいらっしゃいますので、代理店さんを通してご利用されている方も中にはいらっしゃるかなと思います。」