3:edocco生人形焼 8個入 1080円(税込)

続いて紹介するのは、くりーむパンでおなじみ、80年以上の歴史を持つ八天堂と、浅草の老舗和菓子・雷おこしで有名な常盤堂がコラボして作った、「edocco 生人形焼」です。

「和菓子は興味ない」「餡は苦手」――そんな方でも満足できること間違いなし! なぜなら、かく言う私も、この生人形焼を食べるまでは、和菓子はあまり好きではなかったんです。

この生人形焼、“生”というだけあって普通の人形焼ではありません。生地がしっとり、もっちもち。さすが八天堂! 生地のこだわって作っているんですね! 口に入れた瞬間の弾力は、ねっちりとしつつも、ふんわり。一口食べればヤミツキに。

噛めば噛むほどとろけていく生地。そこに加わる、餡のささやかな甘さ。口の中で広がる上品な味わいに思わずうっとりしてしまいます。緑茶をお供に食べれば、さらに気分は上々。口を緑茶でサッパリさせて、生人形焼をほおばり、また緑茶を口に含む……この幸せ体験、人形焼が無くなるまで続くんです。

お土産の定番である人形焼。さらに新しさを融合させた「生人形焼」は“生”というだけあって、賞味期限は1週間ほどですが、幸せのおすそ分けとして贈れば喜んでもらえること請け合いですよ。

4:中里 揚最中 8個入 1236円(税込)

明治6年、日本橋で創業した御菓子司「中里」が昭和初期に考案したのが、この「揚最中」です。

最中といえば、薄い皮にたっぷりの餡が特長の和菓子。餡好きにはたまらないですが、餡が苦手だとなかなか食べようとは思えないですよね。

しかし、この「揚最中」は、最中という伝統的な和菓子に革命を起こしたといっても過言ではないでしょう。

厚手の最中の皮は胡麻油で揚げられ、固さを保ちつつも、さっくりとした食感。これまでの最中とは次元の違う高級和菓子の領域へ昇華させています。

さらに、ほんのりと淡い焼き塩の風味。これが、おぐら餡の芳醇な香りと絡み合い、絶妙な甘塩っぱさをもたらしてくれるのです。

この揚最中は、まさに最中界の救世主。和菓子好きはもちろん、最中や餡が苦手という人にこそ、一口だけでも、この「揚最中」を食べてみてほしいです。