もちろん、大きいサイズの「NUboard」も良い製品だし、ホワイトボードは広いほどその威力を発揮するモノだから、新書判よりも、A3サイズの方がホワイトボードとしての実力は上。でも、適材適所というか、毎日持ち歩いて、ザックリしたメモを書くための道具としては、新書判が扱いやすいという事だ。いや、ほんと、目も用途に、こんなに優れた製品は久々だと、本当に思う。出来れば、革張の高級タイプの用意をしてもらいたいほど気に入っているのだ。
そして、恒例、今月の気になる文房具は「eN(エン)」という名前のシンプルなテープディスペンサー。一言で言えば、場所を取らない上に見た目も邪魔にならないテープディスペンサー。面白いのは、太巻き専用のディスペンサーだけれど、テープを回すためのリールが無い事。本体内に二つのローラーがあって、そこにテープを直接挟み込む仕組みなのだ。おかげで、本当に場所を取らないし、何より、随分と机の上の風景がスッキリする。
かなりシビアにサイズを作り込んでいるようで、使えるのは、芯径76mmタイプ、テープ幅15mm、巻長35mの、いわゆる普通の太巻きセロテープ専用。スコッチテープとかは使えないので注意。ただ、そのシビアな作り込みが、今までに無いデザインを生んでいる訳だし、重さもしっかりあって実用的な据置型テープディスペンサーになっているのだ。
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