給与は夫への満足度と関係する?
また、夫が家事&育児に協力的かどうかと、もらいたい給与金額の関係性を調べたところ、夫が非協力的なほど求める給与の増額が顕著であることがわかったのです。
配偶者による家事・育児への協力の度合いと求める給与金額の相関関係
・大変協力的である(25%) 162,228円
・やや協力的である(49%) 185,444円
・あまり協力的ではない(20%) 186,683円
・まったく協力的ではない(6%) 233,267円
いかがですか? 完全に比例していますね。
日本は世界一「夫が家事をしない国」だそうですが、主婦たちの約75%が夫を「協力的である」と答えていることを見ると、世界との隔たりを感じて胸が痛みます。
また、金額を設定しても現実に給与が支払われないものなのではありますが、筆者にはこのリサーチ結果が主婦の心の叫びに思えてしまいました。
というのも、筆者の夫にこのリサーチ結果を話したところ……
「自分で自分の仕事に金額つけて、気持ちよくなってるだけじゃん」
と言われたからなのです。
ちょっと待ってよ。
褒めてくれる人、感謝してくれる人がいないから、自分で評価してるんだよ!
思わずこう答えてしまいました。
そう、自分を含め多くの主婦が家事への負担を減らしたいと願い、また夫の自分に対する気遣いのなさを感じているんじゃないかと思ったのです。
どうしたら夫に、自分のしている家事や育児を評価してもらえるんだろう?
そして、どうやったらもっと家事を手伝ってもらえるんだろう?
主婦の永遠のテーマのような気がしますが、ちょっと発想を変えてみると良い方法が出てくるのではないかと頭をひねってみました。