3.夫の意見を聞くより子どもの気持ちが中心

「家族で出かけるときなど、どうしても娘のことを考えた計画になるのはわかるのですが、俺が『あそこのサービスエリアに名物があるから寄りたい』と言ったら

『あそこはトイレが小さいし汚いからイヤ。○○のほうが大きいしこの子もゆっくりトイレができるから、行ってあげて』

と返されたときは、兄が妹のために我慢させられるような気持ちになりましたね。

俺の気持ちは無視して何でも子どもを中心にされると、何ための家族なんだろうと思います」(38歳/土木)

こちらの男性の場合、子どもの気持ちばかり優先されるのもそうですが、「~してあげて」と言われることに抵抗があるそう。

「指示されているようでいい気分がしない」と感じるのは、自分の意見が受け入れるものではない、と思われているようで寂しいから。

子どものことを大事に思うのはわかりますが、夫も家族の一員であり、一緒に過ごすなら気持ちや意見もしっかり耳を傾ける余裕が大切ですね。

4.一日のことを細かく聞いてくる

「以前ケンカになったのは、妻から一日のことをしつこく訊かれたときですね。

息子に『今日はどうだった?』と尋ねるのはわかるのですが、俺にまで『お昼休みは何をしていたの?』とか『帰り道は混んでなかった?』とか細かくつっこんでくるので、何だか信用されていない気がして。

友人に話したら『気にしてくれていい奥さんじゃないか』って言われたけど、言いたいことがあれば自分から言うし、あんまり心配されるのもいい気がしません」(34歳/公務員)

うーん、妻は決して子ども扱いして尋ねているのではないと思いますが、細かく確認されるのは過剰な心配、となるときもあるのですね。

確かに、一日をどう過ごしていたか、すべて妻に話すとなると“報告”のようでウンザリするかもしれません。

心配してくれてありがとう、と思う夫もいると思いますが、もしいい顔をしないときは、しつこく尋ねるより話してくれるのを待つほうがベターといえます。

妻は子ども扱いしているつもりはなくても、言われた夫にとってはカチンとなるのは、ズバリ「信用されていない」と感じるとき。注意や指示であったり過剰な確認であったり、「俺は大丈夫だよ!」と言いたくなるのですね。

言わないとわからない子どもと、自分の意思で決定できる大人は違います。夫の意見や気持ちを無視しないできちんと分けて受け止める姿勢を持ちたいですね。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line