3Dスカルプチャーと同じ技をかける篠原慎一
リオデジャネイロ2016オリンピック・パラリンピックへ出場する日本代表選手団に向けた応援企画として、六本木の東京ミッドタウンで、大規模な装飾演出を繰り広げる「シティドレッシング」を8月4日から21日まで実施。それに伴うオープニングセレモニーが、初日の4日、東京ミッドタウンで行われ、シドニーオリンピック男子柔道銀メダリストの篠原信一が登壇した。
篠原は「てっきりサラダのドレッシングかと思った」と笑いを誘うと、明日開幕のリオ五輪について「このリオと、2020年の東京オリンピック・パランピックへ向けた熱気がすごい」と感想を語った。
セレモニーでは、「柔道」の3Dスカルプチャー(彫刻作品)と、応援ポーズを3Dでフィギュア化し、コンパクトになったミニ篠原100体がお披露目。高さ3.5メートルの3Dスカルプチャーを間近に見た篠原は「すごい! このクオリティー。私より大きいですね。これを見ると、オリンピック・パラリンピックが燃えてきますね」と興奮気味に語った。
今回のリオ五輪での柔道勢の活躍を聞かれた篠原は、「全階級金メダルをとれる力がある」としながらも、「73kg級の大野(将平)は可能性が高い。60kg級の高藤(直寿)も身体能力はある。リオは柔道から金メダル第1号が出ると思う」と分析した。
また、現役復帰について尋ねられると、「アスリートとしての血が騒ぐ。でも次に挑戦するのは柔道じゃなく、篠原=夏、夏=サーフィンということで、サーフィンとかね」と笑わせた。
最後に「リオデジャネイロ2016オリンピック・パラリンピックを盛り上げて、2020年の東京に備えて、一丸となっていければ」と意気込んだ。
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