オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授の調査によると、日本では、「10~20年以内にいまある仕事の49%が自動化可能」とされています。

シンプルな仕事ほどAIやロボットが代わりに担当することになるのでしょう。

それを見越して、「幅広い教養、課題発見・解決力、外国語によるコミュニケーション能力、自らの考えや意見を論理的に発信する力」が産業界では求められるようになりました。

今まで通りの詰め込み式の学びでは、将来上記のAIやロボットに太刀打ちできません。

そんな時代の変化に合わせ、なんと「教えない」授業という、新たな取り組みを行っている学校があります。

名門校「都立両国高等学校・附属中学校」の教えない授業とは?

皆さんもよくご存じかと思いますが、2020年度から大学入試が大きく変わります。特に英語は変化しそうとのこと。

そもそも英語の試験では、「聞く」「読む」「話す」「書く」の4つの技能をテストするものですが、これまで重視されてこなかった「話す」という部分が試されるようになるのです。

ただ、英語が話せるというだけではダメで、「自分の考えをどう話せるか」が問われるのです。

東京の名門校のひとつである、都立両国高等学校・附属中学校の英語教師が取り組んでいるのは、「教えない」。なんと、「教えない」授業が展開されているのです。