色使いが巧みすぎるあたりが、さすが美大出身者
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4人目はWebデザイナーのMさん。「以前は一人暮らしでしたが、家賃が高い割にうーん……という感じでした。ちょうどシェアハウスブームが始まっていた頃、ここへ見学に来てみると、既に住んでいた人たちがとても良い人で、即決しました」。ここは美大時代の雰囲気に似た空間だという。布や植物を上手く使った、映画のワンシーンに出てきそうな部屋は、お洒落な美大生そのもの。たくさんの緑に目が癒された。

 
和柄の取り入れ方が上手だ
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5人目はフリーランスの英語講師・声優のJさん。数少ない外国人入居者だ。「クリエイターが多いので僕も彼らから学びたいし、僕も何かを共有したい。住人の皆フレンドリーでとても暮らしやすい」。日本が大好きだという彼の部屋は、しっとりとした和の文化を表すアイテムで彩られていた。日本への愛が伝わってくる一室だ。


増え続けるシェアハウスだが、ただ一緒に住まうだけではなく、「SHARE de COLLEGE」のように個性を持った空間が生まれることで、より豊かな生き方ができるようになるのではないか。集まって住まうことの良さを教えてくれたシェアハウスだった。

 

 

 

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シェアハウス、住んでみたい?[https://ure.pia.co.jp/articles/-/6484]

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。