1962年の日本発売以来、子どもたちを魅了し続けてきたレゴ(R)ブロック。
近年、「レゴ(R) アーキテクチャー」シリーズなど大人向け商品の発売にも積極的なレゴ社の戦略とは?
子ども中心から、さらに大人のユーザー獲得を狙う
世界130ヵ国で愛されているブロック玩具・レゴ(R)ブロックが今年、日本発売50周年を迎える。3月には記念イベント「みんなで作ろう! BUILD UP JAPAN」を開催。大人から子供まで計5222人が参加した。これほどまでに多くの人々にレゴ(R)ブロックが支持される理由とはなにか。レゴジャパン・マーケティング部の岡崎一史さんは、常にユーザーが望む商品を提供し続けてきたことにあると分析する。
「“子どもたちには最高のものを”を理念に、
デンマーク本社が開発の中心となって、日本・アメリカ・ドイツのコンセプトラボが各国の市場を調査。子どもたちが望む商品を分析・商品化してきました。年間300種類販売する商品のうち約8割を新商品が占めています。たとえば、現在4代目のモデルが発売中の『レゴ(R)スターウォーズ X‐ウィングファイターTM レッド中隊機』は、子どもたちの遊び方を分析して、仕様を改善してできたものです」
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