さらに近年は子どもだけでなく、大人のユーザーに向けて、世界の名建築を精巧に再現した「レゴ(R)アーキテクチャー」シリーズなども発売。新たなファン層を獲得している。

「ウェブサイトでユーザーからアイディアを募り、投票で商品化を決定する『LEGO(R)CUUSOO』では『はやぶさ』や『しんかい6500』が基準の投票数に到達し、ユーザーの声を直接反映した商品を発売しました。また、iPhoneアプリと実際のレゴ(R)ブロックとを連動させて遊ぶ『Life of George』など、新しい形の商品も開発しています」

大人のユーザーにとっても魅力的な商品を開発するのは、そのユーザーが子どもを持ったとき、親子2世代でレゴ(R)ブロックを楽しんでもらいたいとの狙いがあるからだと言う。

発売50周年を迎える日本では今年、実際にレゴ(R)ブロックに触れてもらうイベントの開催と、テレビ・雑誌・ウェブの3媒体連動企画『レゴ スタ』を実施。また、6月15日(金)にはデックス東京ビーチ(東京・お台場)に、4Dシネマやジオラマでレゴ(R)ブロックの魅力を体験できる屋内施設「レゴランド®・ディスカバリー・センター東京」もオープンする。子どもたちを大切にしながらも、大人のユーザー獲得にも積極的なレゴ(R)ブロック。世代を超えて愛される玩具として、不動の地位を築きつつある。

 

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