TBS系連続ドラマ「IQ246~華麗なる事件簿~」の完成披露試写会が14日、東京都内で行われ、出演者の織田裕二、土屋太鳳、ディーン・フジオカが登壇した。
本作は、代々あらゆる学問を探求する法門寺家の89代目当主・沙羅駆(しゃらく)が、嫡子だけに受け継がれる異能“IQ246”を武器に、世にはびこる難事件を鮮やかに解決する本格ミステリー。
沙羅駆は「あぁ、暇だ暇だ」が口癖で、現実には存在しない高いIQを持つ貴族の末裔。演じる織田は「オファーがあった時は面白いと思ったけど、真面目に考えれば考えるほど胃が痛くなった」と役作りに悩んだことを述懐。しかし、演じる中で沙羅駆について「何かが見えた」そうで、「期待して見てください」と自信をのぞかせた。
各話のゲストキャストも見どころで、初回は1993年放送の大ヒットドラマ「振り返れば奴がいる」で織田演じる天才外科医・司馬と対立する正義漢の医師・石川を演じた石黒賢がCMクリエイター早乙女伸役で出演する。
当時25歳だった織田は「そこから同じぐらいの年を重ねて大人になった二人の、当時はできなかったこと、今なら分かることが端々に出ていると感じながら戦いを楽しんでいました」と満足そうに撮影を振り返った。
一方、法門寺家の護衛係・和藤奏子役の土屋は「刑事役は一度はやってみたいと憧れていたので本当に幸せですし、気合を入れて奏子の時間をかみしめています」と語った。
また、先日放送された「オールスター感謝祭‘2016」の名物コーナー「赤坂5丁目ミニマラソン」で激走を見せた土屋は「織田さんには小さいころから映像を通して勇気やパワーを頂いていたので、その織田さん、ディーンさん、中谷美紀さんら素晴らしい方々が出演する、こんなにすてきなドラマはないと思ったので、それを伝えられたらと思い、気合を入れて走りました」と明かした。
折り返し地点では織田らとアイコンタクトを取ったそうで、「そのおかげで安心して全力で走ることができました」と打ち明けると、「ありがとうございました」と感謝の言葉を送った。
ドラマは16日午後9時から毎週日曜日に放送。