個人的には、1つを行動予定、もう1つをToDoというか、〆切の管理に使うと便利そうだと感じている。実際、これもハイタイド独自のフォーマットの手帳に見開き一週間ブロック型という、1週間のスケジュールを予定ではなくToDoで管理しようという手帳があって(もちろん2013年版も発売される)、これがとても便利なのだ。何時から何時まで、といったスケジュールより、この日までにしなければならない、とか、今日中に終わらせたい事、といったスケジュールの方が多い筆者には、時間軸で管理するより、何をするかで管理出来た方が有り難い、という事を気がつかせてくれた手帳でもある。この「B6 ダブルマンスリー」を使えば、そのアポイントメント的なスケジュールと、〆切的なスケジュールの両方を1冊で管理出来るわけだ。
あと、ちょっと変わり種が一つ。正確には手帳とは言わないかも知れないが、この「ハウスキーピングブック」は、家計簿と予定表を一つにまとめた製品。予定表を書く習慣がなくても、家計簿をつける習慣がなくても、こんな風にまとまっていると、結構、両方使えるようになったりするもの。手帳が生活の中に普通に入ってくると、こういう製品が今後増えてくるような気がする。むしろ、増えて行くと面白いものが色々出てきそうに思うのだ。予定表+マウスパッドとか、予定表シールとか、予定表付きiPhoneカバーとか、予定表付き領収書とか、予定表付きカバンとか、予定表付きリビングルームとか(それはもうカレンダーだな)。
ハイタイドの手帳の新作で、仕様として新しいのは「B6 ダブルマンスリー」だけだが、従来のタイプもカバーが新しくなったり、新色が出来たりと、リニューアルしている。そのあたりは、写真でざっと紹介するが、個人的には、レフト型の定番商品「ミニットマネージャー」の新色、前述の1週間ブロックタイプのクラシカルなデザインの新しい表紙のものなどがオススメ。雑貨メーカー的な側面を持つハイタイドの製品は、見た目にもきちんと気を使っていて、1年間、持ち歩く気になるデザインが多いのも魅力の一つ。
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