「第25回宮城県の物産と観光展」が10月下旬、そごう横浜店で行われました。
東日本大震災から立ち直ろうと動き始めている宮城県の事業者がやってきました。
同じ宮城県出身の私も郷土の力になりたいという気持ちが、震災後強くなりました。
ふだんの東京生活でもできること、それは応援消費であろうという思いで取材してきました。
ウレぴあ総研らしく、最初はゆるキャラから。
宮城県観光PRキャラクターむすび丸です。キャラクター設定はこちら。
微妙なコスプレ具合が萌えます。左の甲冑バージョンは基本3パターンのひとつ。
食材王国のようなバリエーションはいくつあるんでしょうか。気になります。
現在は、宮城県観光PR担当係長。なんとも微妙なポジションがまた萌えます。
仙台名物のずんだ餅です。
仙台駅売店や東北道のサービスエリアでも買えるのでかなり有名になったでしょうか。
お土産品のほとんどは冷凍物ですが、この日味喜屋(みきや)で売っていたのは朝つきたての餅でした。ゆでた枝豆をすり潰して砂糖と少々の塩を加えて作ったずんだあんを、最高級のもち米こがねもちでも、宮城で栽培した「みやこがね」にからめたもの。実に美しい光を放っています。4個入り420円。
「今日中にお召し上がりください」の言いつけを守り、夜に食べたずんだはこんな感じ。
冷凍物では味わえないこの餅本来のコシと粘り。美味しゅうございました。
石巻からやってきた菓匠 夢福太郎庵の「伊達のかりんとうまんじゅう」。
生地に黒糖を練り込んで揚げられたまんじゅうです。中のあんこもほどよい甘さで、皮の香ばしさとカリッとした食感も楽しめます。ネット販売は行っていないみたいですが、各地の物産展で評判を呼んでいる模様。1個105円と手頃な価格なので、地元に来た物産展で見つけたら買いでしょう。
宮城県北部でよく食される伝統の保存食でもある味噌しそ巻。お茶うけに、晩酌のお供にとあらゆるシチュエーションで活躍します。仙台味噌に砂糖を加え、香辛料を合わせて甘辛くしたものを練り寝かせ、しその葉で巻いて揚げ焼きにしたものです。こちらの八福 狩野食品の「しそ巻きくるみ揚げ(大)」(1,050円)は無添加。常温で1カ月持ちます。
私も取材後しばらくの間、ビールのお供はこれでした。本当においしくて、いくらでもイケちゃうんですよ。
つづいては海産物。震災で大きな被害を受けた南三陸町からマルアラ及川商店の海産珍味。
色合いが実に鮮やか。目で楽しめます。全部並べて食べたかったところをぐっと我慢。
南三陸町志津川といえばタコということで、志津川産たこわさびをゲット。
左から三陸ほたて貝柱わさび(840円)、志津川産たこわさび(630円)、三陸昆布〆紋甲いか(735円)、伊達の銀こうじ漬(735円)※すべて100gあたり
本日11月6日(日)まで、東京・池袋の宮城ふるさとプラザでマルアラ及川商店の海産珍味試食販売会を実施中です。
本州有数のサンマ水揚げ量を誇る気仙沼のサンマ丸干し。4尾1,100円。
同じ森博食品で売っていたしそ包みシメサバ(1枚840円)。自家栽培した大きめのしそでマルっと包んだしめさば。
昆布〆は東京でもよく見ますがしそ包みは珍しいですね。豪快に料理ばさみで切ったものを試食。ジュワッと脂の乗ったさばにさっぱりとしたシソが合います。
その他、殻をむいた身の姿から「海のパイナップル」と言われるほや。関東ではあまりお目にかかれませんが、当たり前のように食卓に並びます。写真は、ほやの塩辛(100g840円)です。ほや特有のくせが取り除かれていて食べやすかったです。
いなごの甘露煮。私は大好きなんですけどね。
そして忘れちゃいけません。仙台といえば笹かまぼこです。
最後は、おなじみ牛タン締め。イートインでは伊達の牛たん本舗が出店してました。
併設の会場では、3・11大震災報道写真展が行われていました。
震災の記憶が自分の中でも風化しないよう目に焼き付けてきました。
【関連リンク】
・宮城ふるさとプラザ
住所:東京都豊島区東池袋1-2-2 東池ビル1・2F
営業時間:11時~20時 年末年始休