今年創立20周年を迎えた音楽プロダクション、オフィスオーガスタ。
良質な音楽を届け続けるオーガスタは、今後の音楽シーンの新たな指針となるだろう。
制作者が迷っちゃいけないのは“良い作品を作る”ということ
山崎まさよし、スガ シカオ(2011年に独立)、元ちとせ、スキマスイッチ、秦 基博――。浮き沈みの激しい音楽シーンのなかで、独自のスタンスを貫き、質の高い音楽を提供し続けているオフィスオーガスタが今年、20周年を迎えた。オーガスタ所属のアーティストに共通しているのは、楽曲を聴いた瞬間に“あの人だ!”とはっきり認識できる、きわめて個性的な“声”を持っていることだろう。この点において代表の森川欣信氏は、
「どんなにクオリティの高い楽曲であっても、
それを届けるのは“声”。極端な言い方をすれば、メロディも歌詞もアレンジも、声の付属物に過ぎない」と断言する。
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