天才イケメン役の佐藤寛太

 第29回東京国際映画祭 特別招待作品『イタズラなKiss THE MOVIE ~ハイスクール編~』完成披露舞台あいさつが2日、東京都内で行われ、出演者の佐藤寛太(劇団EXILE)、美沙玲奈、山口乃々華(E-girls)、大倉士門、灯敦生と溝口稔監督が出席した。

 多田かおる氏による人気漫画を初映画したこの作品は、ある事件をきっかけに始まったひとつ屋根の下での家族ぐるみの共同生活を通して、IQ200の天才イケメン・入江直樹(佐藤)とおバカ女子高生・相原琴子(美沙)の恋の行方を描く。

 この作品が映画初主演となった佐藤は「世界的に有名な作品で、そのスタートの場を東京国際映画祭の舞台あいさつで迎えられてうれしく思います」と喜び、美沙は「とても明るくて元気で笑顔いっぱいで、とにかくポジティブで前向きな琴子ちゃんを演じる上で、いつも元気をもらっていました」と撮影を振り返った。

 溝口監督から「続編でやるテニスのシーンでは、サーブを決めた後に長せりふを言うところを一発で決めました。やる男だと思いました」と褒められ、客席からも拍手で讃えられた佐藤は照れ笑いを浮かべながら「このシリーズはこれから続いていきます。直樹と琴子の関係、人としても成長していくと思います。俳優女優としての仕事的な成長と照らし合わせて僕らの成長を心待ちにしていてほしいと思います」とメッセージを送った。

 映画は11月25日から全国ロードショー。