「姑や舅と会うのが苦痛…」「義実家とのコミュニケーションに疲れている」…そんなママは多いのでは?
これから年末年始に入り、義両親と一緒に過ごす機会も増えます。
多くのママが悩んでいるであろう義両親との付き合い…。
少しでも心をラクにして付き合える方法があれば、知りたいと思いませんか?
今日は、『義両親との関係に疲れたときに使いたい、心をラクにできる考え方と自分でできるカウンセリング術』についてお伝えします。
義両親との付き合いをラクにできる考え方とは?
(1)他人が何の気なしに放った一言を気にしない
「こんなこともできないの?」「もっとこういうふうにしてあげたら?」「○○すればいいのに」…こんな姑や舅の言葉に深く傷ついて、それを引きずっているという方は多いのではないでしょうか?
そんなときは、「相手はどういう気持ちでその一言を放ったのか?」をまず考えてみましょう。
あなたが嫌いで言ったのでしょうか?あなたを傷つけようとしたのでしょうか?おそらくは、“深く考えずに言った何気ない一言”だった可能性のほうが高いのではないでしょうか。
私もかつて、姑の言葉に深く傷ついて引きずっていたことがありました。しかし、そのことを私のカウンセリングの先生に相談したとき、こう言われました。
「それって、お義母さんは深く考えて言ったことだったのかな?」
答えは、“No”でした。姑は、深く考えて言ったとは考えられません。
続けて、そのカウンセリングの先生は私にこんな質問をしました。
「じゃあ、どういう気持ちで言ったんだと思う?」
私はこう答えました。
「何気なく言った言葉だと思います。」
そして、気づいたのです。姑の言葉の数々にいちいち傷つく必要はない、と。なぜなら、それらは“深く考えて言っている言葉”ではないから。言った本人にとっては、言ったことも忘れてしまうような、“何気ない一言”なのです。
他人が何の気なしに放った言葉をいつまでもズルズル引きずって生きるのは、「時間の無駄」「人生の損」です。
姑や姑の言葉の多くは、「そうですよね」「ごめんなさい」「ありがとうございます」と受け流しておけばいい程度のものということを忘れないようにしましょう。
(2)自分をよく見せようと思わない
義両親との付き合いで理解しておかなければいけない大切なことが、『年齢差』。これ、意外と忘れている人が多いのです。
姑や舅とは、大体30歳ぐらいの年の開きがあるでしょう。30歳以上も年下の人間を、対等の人間として扱うのは無理です。義両親があなたに対して偉そうにしたり、上から目線で話してくるのは当然と言えます。
つまり、姑や舅からすると、息子や嫁のすることがいちいち未熟に見えて口出ししたくなるのは当たり前なのです。私たちが自分の子どもたちを見ていて「危なっかしいな~」「こうすればいいのに、バカだなあ~」と思ってしまうのと一緒です。
私がかつて姑との関係に悩んでいたとき、カウンセリングの先生は、「息子に彼女ができたときのことも想像してみたら?自分より30歳ぐらい年下の女の子に対して、自分はどういう感情を抱く?」という質問もしてくれました。