オフブロードウェイ・ミュージカル「bare-ベア-」

カトリックの全寮制寄宿舎高校を舞台に、青少年の性と自己の葛藤、ドラッグの誘惑といった社会問題をも描いたオフブロードウェイ・ミュージカル『bare』。日本で3度目となる上演が1月30日よりスタートした今作、初日を迎えた出演者よりコメントが届いた。

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今回初のミュージカル出演となる安井一真は、始まる前は緊張していたがジェイソンを演じていると緊張も消えたとし、「後半につれどんどんジェイソンとしてボロボロになっていくのですが、実際も最後のほうは意識がふわふわとしていて…カーテンコールで皆様から頂いた拍手に“あー今初日が終わったんだ”と無事な感覚に…」と話した。同作に初演から出演し、3度目となる田村良太は同作を大切な作品と語り、「僕だけでなくキャスト、スタッフ、そしてたくさんのお客様に愛されています。今、観劇を迷ってる方がいたら是非観ていただきたいです。1度見れば何故この作品がここまで愛されているのか納得していただけるはずです!」とアピールした。約4年ぶりにアイヴィを演じる増田有華は、「何度見ても、何度聴いても、心揺さぶられるこの作品」と話し「たくさんの方に見ていただきたいです。Wキャストもお見逃しなく!最後まで駆け抜けていこうと思います!」と意気込んだ。

社会問題にも切り込む本作で、「登場の時はいつも太陽の光が射すような、明るくユニーク」と語ったシスター・シャンテルを演じるのは北翔海莉。「愛情たっぷりの厳しさで(笑)生徒達を導いていけるようにと心掛けています。ご来場のお客様の心にも太陽の光が射すよう、舞台からパワーを送ります!」と話した。

また演出の原田優一は、「2020年版bareの初日を迎えることができました。演者でいる時よりも、演出として客席にいる時の方が遥かに体力気力を使います」とコメント。「ただ、なによりも信頼できるキャスト・スタッフの皆さんがいるからこそ、楽しんで観ることができています。今回もそうでした」とコメント。「全てのキャラクターに共感できたのがその証だと思います。是非、劇場に足をお運びくださいませ」と、作品への自身を見せた。

公演は2月9日(日)まで、東京・草月ホールにて。チケットぴあでは各公演前日23:59まで購入できる当日引換券を発売中。

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