映画『土竜の唄 香港狂騒曲』のバトルプレミアが5日、東京都内で行われ、出演者の生田斗真、瑛太、本田翼、古田新太、菜々緒、上地雄輔、仲里依紗、岩城滉一、堤真一が登壇した。
本作は、高橋のぼる氏の人気コミックを原作に、2014年に製作された『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』の続編。今回は香港を舞台に、潜入捜査官の菊川玲二(生田)が前回以上に困難な任務に挑む姿を描く。
生田は「2016年、この冬の寒さを一発で吹き飛ばす映画ができました。この映画を見ずに2016年は終われません。そして2017年も始まりません!」と大声でアピールした。
前作では裸で車のボンネットに乗るシーンがあったが「今回は裸で空を飛ぶというのをやりました。自分の楽屋の衣装ラックには何も掛かっていません。前貼りだけがそっと置いてありました」と笑わせた。
この日は、登壇者たちが600人のファンを前に、劇中と同様の激しい“バトル”を展開させた。「菜々緒VS上地」で行われた「箱の中身をヒットせよ!」対決では、上地が見事「むち」と言い当てて勝利。続く「本田VS仲」で行われた「度胸のロシアンバルーン」では仲が勝利を収めた。
「堤VS古田」による「たたいてかぶってジャンケンポン!」では堤が接戦の末に勝利。二人とも汗だくで、喜びのコメントを求められた堤も「疲れました…」と苦笑いだった。
最後は「生田VS瑛太」で「潜入!借り物競争」を実施。お題の「香港っぽいアイテム」を求めるべく、二人は客席に“乱入”。瑛太が、香港で販売されている「出前一丁」を持ち帰ると、生田はなんと「香港人女性」をエスコートして“帰還”。生田が「斗真くんに会いに来た」というその女性を熱烈ハグすると、ファンの悲鳴が響き渡った。
しかし、これを見た審査員の岩城は「今の斗真のハグで『出前一丁』の勝ち」と判定し、ほかのキャストも全員が勝者として瑛太を選択。これには肩を落とした生田だったが、最後は「この映画で2016年の笑い納めをしてほしい。鼻血ブーすると思います。良い子のみんな、この映画を見て大人になろうぜ!」と元気に締めくくった。
映画は12月23日から全国東宝系でロードショー。