PS4専用ソフト「龍が如く6 命の詩。」の完成披露会が7日、東京都内で行われ、登場キャラクターの声を演じている藤原竜也、小栗旬、真木よう子、宮迫博之、大森南朋、ビートたけし、黒田崇矢、名越稔洋総合監督が出席した。
このソフトは人気ゲーム「龍が如く」のシリーズ最新作。伝説の極道・桐生一馬となり、東京や広島を舞台に熱い男たちのドラマを体感することができる。
有名俳優が多く参加していることも話題で、声を演じた感想を藤原が「宮迫さんと一緒にいるシーンが多いですけど、先に声を入れてくれていたので言葉を交わす感じで楽しみながらやらせていただきました」とコメントすれば、1人だけ広島弁だったという宮迫は「ちょっと大阪弁と似ているので、ついつい大阪弁になってしまって大変でした。方言指導の方に厳しく教えていただいたのですが、ふたを開けてみたら組長(たけし)が標準語で衝撃的でした」とぶっちゃけた。
一方、大森は映像がない段階でセリフを録ることが多かったことを振り返り、「(台本を読みながら録るので)セリフを覚えなくていいのは楽でしたけど、これだけいろいろなパターンを録るんだと思いました。いいところを(映像に)はめていただけるのでは」と期待を込めた。
また、来年『アウトレイジ最終章』の公開も予定されているたけしに、北野武監督としてこのゲームの実写映画化の可能性を問われる一幕も。これにたけしは「俺は人物よりも背景を気にしちゃうから、やっぱり作った映像にかなわないね」と否定気味に話し、その理由として「ロケハンで似てる場所があって、あの家を壊しちゃいたいと思っても壊すわけにはいかないし。そこを避けるとゲームとイメージが違う。ゲームの映像は背景を思い通りにできるので、実写版ではちょと難しいね」とゲームと同じ世界を作り上げることの難しさを説明した。
さらにそんな北野監督から仮に出演オファーが来たらと話も展開し、黒田は「興味あります」と即答。たけしが自身の監督作品で糞尿をまき散らす画もある破天荒な『みんな~やってるか!』も引き合いに出して「あれは最低の映画って言われてる」と自虐的に語るも、藤原は「楽しくやらせていただきます」、小栗も「ぜひ、何でもやらせていただきます。糞尿まき散らします」と同意。この日、喉の調子が悪くかすれ声でイベントに臨んだ真木も、「まる」のジェスチャーを交えつつ「ぜひ」と快諾していた。
PS4専用ソフト「龍が如く6 命の詩。」』は12月8日発売。