二組目:もっと貯金できたはず!両親にやや依存してしまった派

(1)結婚した年齢:女性23歳、男性24歳
(2)結婚式費用(二次会なども含む):約100万円(お互いの親から援助)
(3)月平均の貯金額(2人合算):結婚前は3万円、結婚後2年で子供2人の現在は0円
(4)貯金するために心がけたこと:あまり飲みに行かないなど、特に贅沢をしなければ貯金できた。むしろ今は節約しても貯金できない。

●ここから学ぶこと:独身の2人で月3万円はまだ甘いかも。もうちょっと貯金できそう。年額にしても36万円しか貯金できていないことになる。お互いの両親の援助の割合が大きすぎる。いかに両親たちとの良好な関係性を保つかで、この援助額はかわってくるだろう。

三組目:するつもりはなかったけれど……両親に「やれ!」と言われた派

(1)結婚した年齢:女性23歳、男性22歳
(2)結婚式費用(二次会なども含む):約300万円(両方の親から100万円ずつ出資してもらった。結婚式をしない方針だったが、両家ともに「やってくれないと困る!お金の工面はこちらでするから安心しなさい」という感じだった。お互いに地元が田舎だったから、慣習としてするのが普通だったのかも)
(3)月平均の貯金額(2人合算):5万円
(4)貯金するために心がけたこと: 家計簿は付けていないものの、使う項目ごとに封筒を分け、その中にある金額だけでのやりくりを徹底。

●ここから学ぶこと:そもそも結婚式を挙げるつもりはなかったため、貯金額も2人で月額5万円と少なめだったというパターン。両家の意向が盛大に反映され、挙式をするにいたったようだが「結婚式は挙げるもの!」という考えの両親たちからは、あたりまえのようにポーンと出資していただけるのかも。

四組目:旦那さんがしっかりしすぎて羨ましい!超計画派

(1)結婚した年齢:女性25歳、男性25歳
(2)結婚式費用(二次会なども含む):結婚式 450万円、二次会 130万円、ハネムーン 90万円(結婚式はご祝儀制にし、二次会は会費制に。また結納時に、両家の親に100万円ずつ出して頂いた)
(3)月平均の貯金額(2人合算):13万円
(4)貯金するために心がけたこと:1日に使ってよいお金の上限値平均を決めていた。結婚式や二次会ハネムーンの場所などを早めに決めて、総費用を1年以上前から見積もりました。それをもとに貯蓄額を割り出し、コツコツと貯金していった。ただ節約を意識しすぎるとストレスが溜まるので、たまに人と会ったり飲み会に行くときなどは普通にお金を使い、会社ではお弁当、家では自炊することを心がけた。旦那さんがお金に関してとてもしっかりしているので助かった。

●ここから学ぶこと:「新卒で入った会社で2年間働いて、貯金額は3万円」という男友達に呆れてものが言えなかった経験があるが、そんな男子とは別次元の男子を見た気がする。旦那さんがすべてお金の計算をし、貯金額や日々の出費管理などもしていたというから驚きだ。早めに計画を立てて逆算していくことが、かなり重要だと再確認できる事例。