五組目:「結婚資金を貯めなきゃ」と周りに堂々宣言派

(1)結婚した年齢:女性28歳、男性32歳
(2)結婚式費用(二次会なども含む):結婚式 300万円、二次会 80万円(夫婦で出したお金は100万ほど)
(3)月平均の貯金額(2人合算):25万円
(4)貯金するために心がけたこと:無駄な出費を控えた。ケータイ料金の見直しもした。基本的に食事は家でと決めていた。一時期は夕食を多めに作って、翌日用の弁当を作ったり、会食もなるべく控えるようにしていた。仕事柄どうしても会食が多いため、それを減らすだけで数万円変わる。お偉いさんから「2次会でキャバクラ行くぞ」と誘われたときに、「僕結婚資金貯めなきゃいけないんで!」と言い残して夜の街をダッシュで去った経験もある。

●ここから学ぶこと:仕事上どうしても付き合いで……ということはある。会食まではOKにしても、その後の二次会はどろんするなど、どこかで歯止めをかける必要があるだろう。「僕結婚資金貯めなきゃいけないんで!」は名句かも。若者がそう言うなら、年上はきっと理解してくれるはず。
 

いかがだっただろうか。市場のデータにもあるとおり、5組のカップル皆自分たちで貯金はしつつも、両家からの援助を受けていることが分かる。両親たちといかに仲良くしておくか、ということも認識できたはずだろう。また食費・交際費もかなりカットできることが読み取れる。基本的にランチは弁当、夜は家でというふうなスタイルを作ると、節約だけではなく必然的に料理も上手になるので、まさに一石二鳥でもある。彼らの節約テクニックを参考に、できることから少しずつ、取り組んでみてはいかがだろうか。

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結婚資金、月いくら貯めてる?[https://ure.pia.co.jp/articles/-/6960]

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。