アンケート&ライブから見る「ナイトメアの魅力」

次にナイトメアの魅力をファンに聞いた。

Q.あなたが思うナイトメアの魅力とは?

 

演奏してるときとMCや普段とのギャップが魅力 (20代後半・女性・ファン歴18年)

いつまでもブレないところ (30代・女性・ファン歴15年くらい)

メンバーたちの親しみやすさと、どんな曲を演っても“ナイトメア”になるところ (30代・女性・ファン歴16年)

 

ファンたちが語ってくれた魅力は、筆者もライブを拝見してヒシヒシと痛感した。

左右に広がった花道をメンバーが駆け巡った【撮影:宮脇進】

どんなときも“ナイトメア”を貫き、“ナイトメア”であるために5人でステージに帰ってきた。この日、ファンたちはその魅力を余すことなく堪能して帰ることができただろうと思う。

圧倒的歌唱力と独特のキャラクターで愛されるYOMI、エッジな世界観でナイトメアの根底を支える王子様・咲人、過激なヴィジュアルとそれを裏切る温厚さでバランサー的役割の柩、熱い心をクールなベースプレイに秘めたNi~ya、誰よりもわかりにくいのにメンバーへの愛は溢れちゃうRUKA…。

個性的すぎるメンバーたちの織りなす音楽は、不思議と調和して、確かに「どんな曲を演ってもナイトメアになる」のだ。

そして、彼らのギャップは確かにすさまじいものがある。

ライブでも『the WORLD』や『Cherish』でナイトメアの世界観を全開に、前半はステージも客席も緊張しているような空気感だったように思う。しかしMCでのYOMIの独特の大爆笑がその緊張を打ち砕いたりしていた(笑)。

筆者はあの笑い声を聞いて「あぁ、ナイトメア帰ってきたんだなぁ」と、改めて実感した気がする。

歌っているときはキリッとしているYOMI(Vo) 【撮影:宮脇進】

ライブの中では『ジャイアニズム』シリーズも多数披露し、『Can you do it?』や『惰性ブギー』『the WORLD』など定番曲も惜しみなく披露。

また、この日はジャイアニズムシリーズの最新作『GIANIZM:RE惡T』も披露された。今後発売される音源に収録されるとのことだったので、詳細を待ちたい。

雄叫びを上げる柩(Gt)【撮影:宮脇進】

記事末尾にセットリストを記載しておくので、当日のライブのイメージをなぞって欲しい。きっと当日のライブの熱を感じることができるに違いない。