(左から)菜々緒、本田翼、仲里依紗、三池崇史監督

 映画『土竜の唄 香港狂騒曲』“美女と野獣”イベントが19日、東京都内で行われ、出演者の生田斗真、本田翼、菜々緒、仲里依紗と三池崇史監督が出席した。

 本作は、2014年に実写映画化された、高橋のぼる氏のコミック『土竜の唄』から“チャイニーズマフィア編”を、続編として映画化。香港を舞台に潜入捜査官・菊川玲二(生田)が前作以上のインポッシブルな任務に挑む。

 本田は、この日の“美女と野獣”イベントに掛けて「生田斗真を襲いました、本田翼です」とあいさつ。菜々緒も「私もどちらかというと野獣側なのかなと思っています。今回、生田さんを一番襲ったかもしれません」と語り、ほほ笑んだ。

 生田が「菜々緒さんとのアクションシーンは大変でした。足が長いからハイキックが高い」と撮影を振り返ると、菜々緒は「衣装の布の面積が小さいというより、ただのレースでした。面積とかじゃなくほぼ透けている。私のお尻がアップで映る時があるのですが、何もはいていないのに近いので、お尻丸出しという感じ。ぜひとも私のお尻をご堪能あれ」とアピールした。

 前作で童貞を卒業した玲二は、本作でも“前貼り”をして臨んだシーンが多かったといい「前貼りを貼る技術が高くなった」と紹介され突然むせる場面も。

 さらに本作では「鏡を見ながら白目の練習をしました。でも鏡を見ると白目が見えないので、自分のケータイで自撮りして。カメラロールが自分の白目だらけになって、悲しく一つ一つをゴミ箱に移動するという日々でした」と影の努力を明かして笑わせた。

 また、イベント終盤には本作の鍵を握るキャラクターであるトラが幸福の招き猫ならぬ“招きトラ”としてはるばる大阪から登場した。

 檻に入った体長2メートルのベンガルトラ・アンジーに女性陣は興味津々。仲は「すごーくかわいい。本当にかわいい、ほしいです」と瞳を輝かせた。

 CCDカメラで近距離撮影に挑んだ生田も「すごくうろうろしている。こんなに(客席に)背中を向けていて大丈夫でしょうか」とうかがいながらも背を向け続け、懸命に撮影していた。

 映画は12月23日から全国東宝系でロードショー。