ピコ太郎と企画コーナーで共演する渡辺直美
大みそか恒例の「第６７回ＮＨＫ紅白歌合戦」リハーサルが２９日、東京都内で行われ、ピコ太郎とともに企画コーナー「紅白 ＨＡＬＦＴＩＭＥ ＳＨＯＷ」に出演する渡辺直美が出席した。
今年、“ＰＰＡＰ（ペンパイナッポーアッポーペン）”が世界的な社会現象となったピコ太郎。前半最後の企画コーナーに登場する２人のリハーサルでは渡辺が女性ダンサーとともにビヨンセの楽曲に乗せておなじみのダンスを披露し、続いてピコ太郎がＰＰＡＰをパフォーマンスした。
リハーサル後、単独で囲み会見に現れた渡辺は「ビヨンセっぽく」「かわいらしく」「もっと頑張って！」などカメラマンからのさまざまな要求に応えて汗だくになりながらポーズを取り、「紅白もリハーサルも初めてなので（会場ホールに）記者さんが入っているのを知らなくて。もうお客さんが入っているんだ、泊まり込み系なんだと思っちゃいました」と珍しく緊張の面持ちで語った。
初共演というピコ太郎とは互いに「やばいね。まさかこの場に立っているなんてね」「協力して頑張ろうね」と話したといい、ピコ太郎のパフォーマンスを「リハーサルはさっき何度かやりましたが、まだ想像がつかない。スターが現れたというくらい会場がざわついていました」と振り返った。
また、「唯一、私だけ人の曲で（歌っていないのに）出させてもらっている後ろめたさがある」と自虐的に語る一方で、ＲＡＤＩＯ ＦＩＳＨとして白組で初出場するオリエンタルラジオからは「人の曲で自分は歌っていないのに紅白に出られるなんて逆にすごいよとちょっと褒められました」と明かし、「２人ともふわふわした状態でリハーサルしました。世界的な方なのでピコ太郎さんにくっついていって頑張ろうと思います。丸いボディーを生かして頑張ります」と控えめに意気込んだ。
今年は「夢を歌おう」をテーマに、紅白あわせて４６組が出場。紅組司会を有村架純、白組司会を嵐の相葉雅紀、総合司会を同局の武田真一アナウンサーが務める。番組はＮＨＫ総合で１２月３１日午後７時１５分からオンエア。
