映画『一週間フレンズ。』の完成披露試写会が12日、東京都内で行われ、出演者の川口春奈、山崎賢人、上杉柊平、高橋春織、戸次重幸、村上正典監督ほかが登壇した。
本作は、毎週月曜日になると友達のことを忘れてしまう藤宮香織(川口)と、彼女に魅了され、何度忘れられても、「友達になってください」と思いを伝え続けるクラスメートの長谷祐樹(山崎)が織り成す、切なくも淡い恋物語。
初共演した山崎の印象を問われた川口は「本当に皆さんの“見たまんま”。優しくて、格好良くて、面白くて、ちょっと抜けていて、かわいくて…みたいな。そりゃモテるなと思いました」と答えた。
さらに川口は、照れ笑いを浮かべる山崎の隣で「しかもとにかく真面目。役に真摯(しんし)に向き合う姿が、同級生なんですけどすごく刺激的でした。すごくすてきな方でした」と褒め言葉を重ねた。
山崎も「春奈ちゃんは、とても難しい役をやったんだけど、オンオフの切り替えがプロだった」と川口を賞賛。「すごく繊細なお芝居をされているのに、カットが掛かった瞬間に変顔とかをしてくれて、“これは、仲良くなる!”と思いました」と川口の意外な一面を明かした。
また、1週間(7日間)にちなみ、今年の抱負を“7秒”でノートに書き込む企画も実施。「生きる」と書き込んだ山崎は、真意を問われるも「生きようと思って…。シンプルに」とマイペースに回答した。
「健康」と体に関わる言葉を選んだ川口は、「やっぱり何をするにも体が一番大事。体調を崩しやすいので、今年はしっかり強くなって、いっぱいお仕事をしたいです」と意気込みを語った。
一方「減酒」を掲げた戸次は、「(酒で)失敗することが多いものですから」と苦笑い。劇中では生徒たちを見守る担任を演じたが、「皆さんお若い!(僕が)絶対に入ってはいけないオーラがプンプンしていました。だって僕43歳ですよ。20歳ぐらいの差があるので、『僕も仲間に入れてよ!』とはなかなか行けなかった」と嘆いた。
映画は2月18日から全国公開。