タッキーこと瀧本美織
3月日生劇場 音楽劇「マリウス」製作発表記者会見が19日、東京都内で行われ、出演者の今井翼、瀧本美織、柄本明、林家正蔵と脚本・演出を手がける山田洋次監督ほかが出席した。
この作品は、フランスの国民的傑作喜劇を山田監督の手によって、フランス・マルセーユに暮らす呑気な人々とそこに生まれた若者の苦悩を描く人情喜劇として音楽劇化する。
主人公マリウスを演じる今井は「山田監督がさまざまな作品を創作してきた中で、故郷とも言い表すこの作品を、今こうして自分が演じられることにただただ感謝しています」とあふれる思いの丈をぶつけ、「僕にとって山田監督は、芝居の根幹から僕の人生においてもとても重要なことを教えてくださる、勝手ですがいわば恩師だと思っています」と大きな信頼を語った。
以前、舞台「さらば八月の大地」で演出を受けた経験から「芝居の魅力、楽しさの向こうにある自分自身が向き合い乗り越えるべき具体的な課題を教えてくださり、目の覚めるような時間をいただきました」と振り返り、今回も「あらためてこれほどの恵まれた環境でお仕事ができることを心より感謝しております。監督から最高のチャンスをいただき、自分自身の新たな道としてまずは一皮むけられるよう覚悟して挑みたい」と重ねて感謝を述べた。
また、今井は相手役でマリウスの幼なじみファニーを演じる瀧本について「実際にお会いして、すごくピュアでまっすぐな方なんだろうなと思いました」と印象を語ると、「どうやら子どものころからタッキーと呼ばれているようで、一種の“タッキー&翼”という意味でも愛し合えるのでは」と確信めいた笑みを浮かべた。山田監督も「そういえばタッキーだね」とほほ笑み、当の瀧本は「びっくりした。そういえばタッキーです。タッキーとして今井さんの横にいられることがいろいろな意味で珍しいというか…。うれしいです」と驚いた。
劇中には今井の得意とするフラメンコも取り入れられ、山田監督は「本当に素晴らしい彼の踊りを、お客さんも舞台で見たくなっちゃうんじゃないかと」と手応えをのぞかせた。これに正蔵が「さっき柄本さんがいかにも踊りたそうな顔をしていました」とつけたし、柄本も「正蔵&明ということでフラメンコもけいこ中にアピールして。腰を痛めたらどうしよう」と冗談めかしていた。
音楽劇は3月6日~27日に東京・日生劇場で上演。
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