第4回新型コロナウイルス対策連絡会議後記者会見の出席者一同 (C)J.LEAGUE

3月23日、第4回『新型コロナウイルス対策連絡会議』が実施された。最短でJリーグは4月3日(金)再開、プロ野球は4月10日(金)開幕を目指していたが、どうやら再延期を余儀なくされそうだ。会議後の記者会見でJリーグ・村井満チェアマンとNPB・斉藤惇コミッショナーは次のように語った。

「海外からの帰国者がひとつのリスクになるとともに、地方によって感染者が少ない地域もある。3月25日(水)に53クラブを集めて実行委員会を行うので、4月3日(金)に再開できるか決めていきたい」(村井)
「刻一刻と状況は変わり、第2ステージに入った。欧州では爆発的に感染者が増え、日本ではギリギリのところで抑えられている。午後に代表者会議があるのでいつぐらいに開幕できるのか決めていきたい」(斉藤)

専門家チームの3人は以下のようにコメントした。
「今日本は第一波を押さえ込んだが、第二波が帰国者から広がっている。メガクラスターは絶対に避けなければならない。再開や開幕の時期はJリーグとNPBが決めることだが、個人的には4月のできるだけ遅い時期にしてほしいと思っている」(東北医科薬科大学医・賀来満夫教授)
「前回発表した提言の第2版があるなら、海外渡航者や高齢者、持病がある人、喫煙者らリスクの高い人たちをどうするか。我々は延期ありきでは考えていない。リスクはゼロにならないが、どうすればゼロに近づけるかを考えている」(愛知医科大学・三鴨廣繁教授)
「3月12日の提言で述べたように密閉・密集・密着がリスクが高い。試合をスタートするとなると地域の行政との連携が重要。そして最も基本的な観客との連携、一人ひとりの行動変容が最も重要」(東邦大学・舘田一博教授)

『東京五輪2020』が延期になった場合、中断期間の解消は可能か質問が飛ぶとチェアマンとコミッショナーはこう答えた。

「年度内か来年度以降か、どのタイミングの延期かで状況は変わるし、警備の問題もある。簡単には言えない」(村井)
「いろんな面で調整が必要。今日ディスカッションしたい。五輪だけではなく地方自治の問題もある」(斉藤)

現時点での最速の再開・開幕時期のイメージを問われると、ふたりは次のように返答した。

「長期的な見通しが難しい状況。もし4月3日(金)が難しいとなれば4月18日(土)、そこも難しいならば5月2日(土)と2週間単位でシミュレーションしながら日程を検討している」(村井)
「4月3日(金)・10日(金)・24日(金)という日程を考えていたが、今の状況で我々の準備ができれば4月後半かなという感触を持った。ただ感染状況が悪くなったら、また考え直さないといけない」(斉藤)

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