写真左から、吉田玉彦、吉田幸助、吉田簑之、桐竹紋吉
1月30日、『うめだ文楽2017』をPRするため、会場であるナレッジシアターが入るグランフロント大阪北館のUMEKITA FLOORにて文楽×ウメキタのコラボイベントが行われ、人形遣いの吉田幸助、桐竹紋吉、吉田玉彦、吉田簑之が人形とともに出演した。
ランチタイムで賑わうUMEKITA FLOORを、今回の演目『義経千本桜』に登場する静御前と狐が練り歩いた。サラリーマンやOL、小さな子どもたちは、普段は至近距離で見ることのない人形との触れ合いに歓声を上げたり、カメラを向けたり、技芸員たちとのコミュニケーションを楽しんだ。
「梅田は若い人がたくさんいるので、ますます文楽をアピールしたいと思いました。『うめだ文楽』も文楽そのものも頑張っていきたい」と練り歩きパフォーマンスを経て公演への意気込みを語る幸助。グランフロントを行き交う人々の年齢層を見て、「働いている方が多いですし、文楽も夜遅い公演にすることも考えたい」と次なるビジョンも明かした。演目『義経千本桜』については「『うめだ文楽』の公演は3月と桜の季節目前です。この演目は桜満開のお芝居なので、舞台の華やかさも楽しんでほしい」とアピール。文楽の世界は60歳を過ぎてからが一人前と言われている。最後に20代~40代の技芸員たちによる『うめだ文楽』の見どころを尋ねると「若手たちの情熱、若くて熱いエネルギーを感じてほしいです!」と語った。
『うめだ文楽2017』は、3月24日(金)から26日(日)まで大阪・グランフロント大阪 北館4F ナレッジシアターで開催。文楽公演の他、文楽解説や日替わりゲストとのトークショーも予定している。チケット発売中。
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