(C)平岩亨/新澤和久

日本でのファーストアルバム『Jewelry box』を6月6日にリリースした韓国の7人組ガールズグループ、T-ARAが、遂に初のジャパン・ツアー『T-ARA JAPAN TOUR 2012~Jewelry box~』
をスタートした。
昨年12月に東名阪で、日韓通じての初のワンマンコンサート『X'mas プレミアムLIVE』を行った彼女たちだが、ツアーというのはT-ARAは韓国では行っていないので今回が初になるのです。
その記念すべきツアーの初日、6月19日(火) 愛知県芸術劇場 大ホールの模様をレポートしよう。 

メンバーの等身大ボードが、リアルな本人たちに変身!してスタート

当日は台風直撃というあいにくの天候だったが、ファンのパワーは台風なんかには負けません。ちびっ子から大人まで、男女問わずの幅広いファンが大集結。物販もいきなりの長蛇の列となっていた。ホール内には、猫手袋、猫耳、ネイティブ・アメリカン、派手なサングラスなど、様々な時期のT-ARAコスプレも多数見受けられた。

 さてライブは、メンバー紹介のオープニング映像が流れたあと、一瞬会場が暗転し再びカラフルなライティングがステージを照らすと、ズラッと並んでいたメンバーの等身大ボードがリアルな本人たちに変身というサプライズ演出でスタート。
驚いたのは、ジヨンが金髪、キュリは青髪、ヒョミンは赤髪とガラッと変わっていたことだ。

 1曲目は最新シングル「Lovey-Dovey」。メンバーはそれぞれクラブテイストのファッションを身にまとい、ビートの効いたサウンドにのって歌い踊る。男性ダンサーたちも交えてのシャッフルダンスもキレッキレ。T-ARAのイメージカラー、ブルーの王冠型ペンライトを持ったファンとともに、会場は一気にパーティ状態だ。続けざまに、エレクトロサウンドが鳴り響く「T-ARATIC MAGIC MUSIC」が披露され、会場のテンションはアガる一方。「ファーストツアーができてほんとうれしいです」(ソヨン)、「ここにいるみんながT-ARAです」(ウンジョン)、「名古屋最高!今日のコンサートを楽しみにしてました。最後まで楽しんでいってください」(ボラム)と、メンバーが日本語でMCすると、続いて、パワー全開のアップチューン「yayaya」でおまじないダンスを披露する。