映画『一週間フレンズ。』のバレンタイントークイベントが6日、東京都内で行われ、出演者の川口春奈、松尾太陽、上杉柊平、高橋春織、主題歌を担当したスキマスイッチ(大橋卓弥、常田真太郎)が出席した。
本作は、葉月抹茶氏の人気コミックを実写化した恋愛映画。毎週月曜日になると友人の記憶を失ってしまう記憶障害を持つ女子高生・藤宮香織(川口)と、彼女のことをひたむきに思い続けるクラスメートの長谷祐樹(山崎賢人)との切ない恋を描く。
イベントではバレンタインにちなんだ「憧れの告白シチュエーション」などを実施し、会場は甘いムード一色となった。
理想の告白をされるシチュエーションについて、香織の中学生時代の同級生を演じた上杉が「チョコを渡されたのも気づかないぐらいさらっと渡されて、『じゃあね』って言われたらその後の妄想が止まらないと思います」と男目線で語った。
すると、隣で聞いていた川口も思わず「それだ!」と共感。続けて川口は「めちゃくちゃその人のことを考えて、夜チョコを作って、お手紙も書いたのにさらっとみたいな」と憧れのシチュエーションを語った。
また、10日に22歳の誕生日を迎える川口を祝福して、トークコーナー後、ファンから「ハッピー・バースデー・トゥー・ユー」の合唱が起こり、主題歌「奏 (かなで)for 一週間フレンズ。」を担当したスキマスイッチがサプライズで登場した。
川口は驚いた表情を浮かべながら「うれしい」と声を上げ、主題歌のミニライブを行うことが発表されると「うそー! やばーい!」と感激。うれし涙を浮かべながら聴き入った川口は「びっくりしましたし、大好きな歌で、歌詞も世界観も映画に合っていると思っていて。大事な作品に大好きな曲を使わせていただいて光栄です。うれしいです」と涙をこらえながら思いを吐露した。
サプライズの成功に大橋も「皆さんで協力して驚かせようという企画だったので、緊張しました」とほっと胸をなでおろし、「大切な曲ですので、こうやって映画で使っていただけるのもありがたいですし、とてもすてきな使い方をしてくださっていたので感謝しています」と話し、会場を感動的なムードで包んでいた。
映画は2月18日全国公開。