3: 「実は借金があって」
「うまくいっていると思っていた彼氏でしたが、あるときから食事代の割り勘などを渋るようになり、お金を使わなくなりました。
何かあったのかなと思ったけどデリケートなことなのでこちらからは聞けず、私が負担していました。
それが突然、『実は借金があって』と打ち明けられ、私に苦労をかけるからと別れ話を切り出されて。
すぐに返事ができず混乱していましたが、彼氏が別の女性と仲良くしていることを友人から聞いて『借金は嘘かも』と思いました。
彼氏と親しくしている女性が『いつもおごってもらっている』と話していたことも聞き、浮気を確信しましたね。
一気に愛情が冷め、すぐに別れました。その代わり、その女性の耳にも入るように友人たちには彼氏の借金が理由で別れたことを吹聴しています」(30歳/歯科衛生士)
自分とのデートでは出し渋るのに、浮気相手の女性にはしっかりおごっている。借金が嘘なんてことはすぐにわかるのに、どうしてそれを理由に別れようとするのか理解に苦しみます。
こちらのケースでは、結局“真相”を知った女性から男性は振られて終わりました。
その嘘は自分自身を追い詰めるのだと、気が付かない男性の失態です。
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浮気をして、何とかして自分に非難がこないように彼女と別れたい。そんな身勝手な気持ちは無茶な嘘を生み、結局は自分に返ってくることになります。
別れたいのなら、理由をきちんと話して彼女と向き合うのが誠実な男性。そして、新しく好きになった女性に対しても失礼のない対応といえます。
保身だけを考えて別れようとする彼氏なんて、縁を切ってしまうのが一番ですね。