イルミネーションの点灯式を行った中川大志(左)と飯豊まりえ

 映画『きょうのキラ君』のヒット祈願バレンタインイベントが13日、都内の東京タワーで行われ、出演者の中川大志と飯豊まりえが登壇した。

 みきもと凜氏の人気コミックを映画化した本作は、他人と関わることが苦手なニノ(飯豊)と、誰もが憧れるクラスメートのキラ(中川)の切なくもピュアな恋を描いた“キュン泣き”ラブストーリー。

 バレンタインデーの特別な思い出を尋ねられた中川は「それこそ1年前も現場で(当日を)迎えたんですが、まりえちゃんがスタッフさん全員の分を作ってきてくれて。すごい量のブラウニー。毎日撮影が大変な中で女子力(高いなと思って)…!」と撮影現場でのエピソードを披露した。

 飯豊が「たまたま実家に帰れたので、いつもお世話になっている方たちに手作りしました」と照れ笑いを浮かべながら明かすと、中川は「甘いものって疲れているとうれしいじゃないですか。そのブラウニーがめちゃめちゃおいしくって」と述懐。さらに「今日もスタッフさん全員の分を作ってきてくれたので、さっき食べたんです」と今年も飯豊からプレゼントがあったことを明かした。

 中川が「どうやったらあんなにしっとり焼きあがるのか」と絶賛すると、飯豊は「ようじがなくて割り箸で食べてくれたんですが、急いでいたのか割り箸が割れちゃって。すごく固かったかなって心配になっちゃいました」と苦笑した。

 中川は「ちゃんと、しっとりしていましたよ」と弁解しつつも、「やっぱり手作りはうれしいですよね。もらえるだけでもテンションが上がるのに、手作りだとなおさらうれしい」とウキウキの様子だった。

 さらに、バレンタイン当日に“愛の告白”を予定している女子たちに向けてのアドバイスを求められた2人。中川が「今はメールとかラインとか(連絡)手段がいっぱいあるけど、やっぱり直接顔を見て言われるとうれしい。個人的には、どストレート、ど真ん中で思いっ切り面と向かって(相手に)告白するのがいいと思います」と語った。

 飯豊は「バレンタインデーは女の子にとっても特別な日。バレンタインだから(気持ちを)言えるというのも多分あると思うので、『好きです』ってちゃんと伝えたほうがいい。後悔するとしても、言ってから後悔する方がいいと思うので」と温かいエールを送った。

 映画は2月25日からロードショー。