山田孝之が演じる最低の凶悪犯、片桐安十郎(通称:アンジェロ)

 生誕から30年を迎える荒木飛呂彦氏の人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」を実写化した映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』が8月4日に公開される。映画の公開に先立ち、山田孝之演じる殺人犯・片桐安十郎のビジュアルが公開された。

山田が演じるのは血も涙もない最低の凶悪犯、片桐安十郎(通称:アンジェロ)だ。山田演じる片桐安十郎は、逃亡中の凶悪な連続殺人犯で犯行の邪魔をした山﨑賢人演じる仗助を破滅させようと狙う男だ。

 昨年9月に行われた記者会見で山田は「『ジョジョ』という大きな作品は、東宝とワーナーが組んでの一大プロジェクトとなりますし、本当ならば気負いそうなんですが、片桐安十郎役は史上最低の殺人鬼で割と素に近いと思います。なので、リラックスしてやれると思う(笑)」と、自信たっぷりのコメント。

 「僕はこういった役なので変わらずに、夜道を歩くときは誰かを狙います(笑)。一応大きな組織に属しているので、本当にはしないですが精神的に狙います(笑)」と、プライベートの自分と自身の役の類似点を明かしていた。今回公開した画像では、街中で歩いていたら思わず避けてしまいたくなるような不気味な笑みを浮かべて振り向く山田演じる片桐安十郎の姿が収められており、画像だけでも危険人物であることが伺える。

 また、山田は映画『闇金ウシジマくん』、テレビドラマ『勇者ヨシヒコと魔王の城』(テレビ東京系列2011年放送)、映画『凶悪』(13年)などでさまざまな役を演じ分け、その演技力の高さからカメレオン俳優とも呼ばれる。その山田が演じる片桐安十郎は劇中でどのような顔を見せるのか!今から期待が高まる。