喜びの優勝者会見を行ったアキラ100%

 ひとり芸日本一を決める「R-1ぐらんぷり2017」決勝戦が2月28日、東京都内のフジテレビで行われ、優勝者のアキラ100%が生放送終了後の囲み会見に出席した。

 15回目の記念大会となる今年、過去最多エントリー数3792人の頂点に立ったアキラ100%は、ファイナルステージに進出したサンシャイン池崎と石出奈々子を相手に大差をつける14票を獲得して優勝した。

 全裸姿で股間のみをお盆で隠し続けるスリリングなネタ「絶対見せないdeSHOW」を披露したアキラ100%は「本当に信じられない。決勝戦の生放送に出られるとなったときも信じられなかったですけど、今ここに立てていることの方がより信じられない」と驚きを語った。

 以前はコンビでコントをしており、2011年にはピン芸人に。お盆ネタを始めて3年ほどになるといい、相棒のお盆は「通販やハンズなどいろいろまわって、軽さと大きさを考えたら100円ショップのものが一番よかった。お気に入りで使っていますが、なんと製造中止になってしまって。いま持っている15枚をなんとか使いまわしてやっています」と明かした。

 近年では「R-1」優勝者が大ブレークかひっそりと姿を消すか二極化しているが、「僕の場合はインパクト系のネタ。ピコ太郎さんがジャスティン・ビーバーにリツイートされて海外に行きました。(お盆ネタは)海外の人の前でやったらすごく笑ってくれるんです。これでだめなら海外に行こうというような気持ちでいたので、日本でチャンピオンにならせていただいてこのお盆を糧にワールドワイドにいければと思っています」と海外進出も視野に入っているという。

 また、「裸芸人さんがよく言うのが、服を着るタイミングが難しいということ。僕は服を着るとスタッフさんに間違われることがよくあるので、なるべくこのままいけるところまで裸でいきたい」とスタンスを語り、優勝したことで注目を集め、今後、テレビ出演などが増えていくであろうことには「常に背水の陣。横も後ろもない状態で戦っていきたいと思います」と意気込んで笑わせていた。