ニュース情報番組「Live News it!」(フジテレビ系)が24日、放送され、新型コロナウイルスによる肺炎のため、23日に死去した女優の岡江久美子さんについて報じた。
番組では、かつて岡江さんが“終活”について語っていたVTR映像を紹介した。岡江さんは「私は自分が死ぬときは、自分の卒業アルバムと両親たちの新婚時代のアルバムを(ひつぎに)入れたい。自分を抱いて死にたい」と笑顔で話していた。
番組には、フリーアナウンサーの小倉智昭がゲストで登場し、「岡江さんとは、同じ時間帯で15年間競い合っていたので、ある意味、いいライバルだった。でも『あえてこの2人でやったら面白い』と考えたプロデューサーがいて、一緒にバラエティー番組の司会をやったことがあるんです」と振り返った。
小倉は「岡江さんは頭の回転が速くてとても優しい人なので、きついことを言っても、みんなが受けとめるタイプ。僕がきついことを言うと、ただ偉そうに見えるだけで、そういう意味で勉強させてもらいました。63歳は早過ぎる。もったいない…」と語った。
また、同日、娘で女優の大和田美帆がブログを更新。「17日間、私と父(大和田獏)は何もできませんでした。近くに行って手を握ることも、母が好きだったミュージカルの曲や、かわいがってくれた孫の声を聞かせることもできませんでした。亡くなった連絡がきても駆けつけられず、家にいるしかない。父とも一緒にいられず、母にも一度も会えず、今はどこかで遺骨になって帰ってくる母を、ただ待っているだけです」と無念の思いを記した。
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