そして二日目も転換時はDJあーみん。緑色のペンライトを振り回して、もう御馴染みですね、『祭りの夜』がはじまりますよ!さらに『シアワセのエナジー』、そしてアンコールでは、代表曲『カロリーなんて』と『for you』をセルフマッシュアップというか、振り付けとか構成とかがごっちゃごっちゃに混ぜた『for you なんて』を披露。これ、カロリーの振りでfor youを歌ったり、その逆をやったり、もうともかく複雑なんです!次から次に二曲が入れ替わるし!というか、こんなこと思いついて、しかも出来ちゃうっつーのがLinQ作家陣のオソロシサ…。アンコール後にはリーダーのあさみ総長が思わず涙、「あたしは泣かないよ!」とか言いながら、ゆん様こと奥村ゆい様もウルウル、という美しい展開へ。というかメンバー全員涙腺緩んでましたね。相当練習とか準備がハードだったのでは…。最後にはまた乾杯だったんですが、前日の神イベぶりを聞いてか聞かずか、広いSEATAが完全に満員になるくらいの動員になってまして、うーん、やっぱり東京でのLinQ人気、アツイものがあります。
この二日間を通して感じたのは、LinQの魅力の一つが、やっぱり音楽性だということ。ちゃんと出所がある音を鳴らしているというか、その出所がクラブミュージックなので、90年代に青春を過ごした現在の30代には直撃というか…。いろんなクラブミュージックのエッセンスを利かせた楽曲を用意しているんですよ。『きもち』リミックスは、東京でも以前に披露した気がしますが、元の楽曲よりもさらにニュージャックスウィング風味を濃くしてるんです。そういうところに気付くと、ライブ見てても楽しくなっちゃうんですよね。作家陣の大人のアソビに気付くというか…。そうそう、だから、そこら辺の披露というか実験なのが、このSuper Liveが開催される一つの大きな意味なんだろうな、とも思いました。さらに言えば、サウンドシステムの要因はあれど、前回の原宿アストロホールの時と比べて、聞こえる楽曲のバランスはしっかりしていたように思います。福岡からいつものPAさんに来ていただいたのは意義深かったなぁ、と思いました。アイドルのライブも、裏方さん、支える大人たちが本当に重要なんですよね。