場面ごとに変わる、光と色彩に注目
『トイ・ストーリー3』では、全体の色彩や、光の当たり方を決める美術監督を、日本人の堤大介さんが務めています。
アンディの部屋は、彼の優しく穏やかな性格を表すように、温かい光に包まれた居心地の良い空間に。
新たな冒険の舞台となるサニーサイド保育園も、最初はカラフルで楽しげな色彩に溢れています。
が、ロッツォの本性が現れ、バズたちが辛い目に合うシーンでは、まるで監獄のように冷たく暗い雰囲気へと変貌しました。
ラストシーンでも、おもちゃたちを優しく包み込むように、やわらかな木漏れ日が描かれていたりと、堤さんが手掛ける色調は、美しくため息が出るものばかり。
場面ごとの光の使われ方など、色彩にもぜひ注目してみてもらいたいです。
最高に笑って最高に泣ける!
『トイ・ストーリー3』は、筆者が人生で1番泣いた映画です。
最高に切なくて幸せな結末、走馬灯のように駆け巡るアンディとの思い出、歌詞もメロディーも胸を打つ主題歌…
本作を鑑賞の場合は、ハンカチとティッシュの用意を忘れずに。
ちなみに筆者はDVDのパッケージ写真でもう泣けてしまうので、バスタオルぐらいの大きさがないと追いつきません。
泣けるだけでなく、最高に笑える場面もたっぷり!
外国語モードのバズ、トルティーヤ版のポテトヘッド、存在だけで笑えるバービーのボーイフレンド、ケンなど、ユーモアの見どころも盛りだくさん!
笑って泣けるシリーズ最高傑作『トイ・ストーリー3』は、Disney DELUXEで配信中です。
「ディズニー特集 -ウレぴあ総研」更新情報が受け取れます
関連記事