『トイ・ストーリー3』 ディズニーデラックスで配信中 © 2020 Disney/Pixar

幼少期からディズニー/ピクサー作品『トイ・ストーリー』シリーズと共に育って来た筆者が、『トイ・ストーリー3』がシリーズ最高傑作だと思う理由と、作品の魅力をご紹介します。

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これ以上ない結末を迎える、アンディ&ウッディの物語

ウッディやバズたちの持ち主である心優しい男の子、アンディ。

本作では大学進学のため家を出る事になり、遊ばなくなったおもちゃをどうするか…というところから、物語が展開して行きます。

捨ててしまう?誰かに譲る?大切にとっておく?

でも、たとえ大事に保管されたところで、子どもに遊んでもらえなくなったおもちゃには、果たして存在意義があるのか…?

誰しも経験がある「大人になること」「おもちゃとの別れ」というテーマを描き、持ち主のアンディ&1番のお気に入りおもちゃ ウッディの物語が、最高の結末を迎える本作。

「アンディがウッディたちおもちゃを、どれだけ大切に思っていたか」が伝わるラストシーンは、ピクサーでも屈指の名場面です。

続編である『トイ・ストーリー4』や、短編シリーズでは、新たな持ち主ボニーの元での冒険が描かれますが、アンディと共に育って来た筆者は、終着点としてやはり本作が最高傑作だと思ってしまうんですよね。

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アンディ役 声優のヒミツ

シリーズ1,2作目で、7歳と11歳のアンディを演じた、子役のジョン・モリス。

『トイ・ストーリー3』では、すでに引退して普通の大学生だった彼をスタッフが探し出し、成長したアンディに再び命が吹き込まれました。

居場所も、今どんな声をしているかもわからない中、彼に再びアンディを演じてもらう事は、制作初期から決めていたそうです。

本作のラストシーンで、おもちゃたち1人1人を懐かしむように、そして慈しむように優しく声をかけるアンディ。

11年ぶりにウッディたちに再会した、ジョン・モリスのリアルな感情が重なっていて、最高に泣けるシーンとなっています。

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