映画『キングコング:髑髏島の巨神』のジャパンプレミアが15日、東京都内で行われ、来日した出演者のトム・ヒドルストン、ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、日本語版で吹き替え声優を務めたGACKT、佐々木希が登壇した。
本作は、人が決して足を踏み入れてはならない“髑髏(どくろ)島”を舞台に、人類VS巨神キングコングのモンスターバトルを描く。
この日のイベントは、新宿歌舞伎町のゴジラ・ロードで開催され、約1200人のファンに迎えられたヒドルストンは「僕は今回が初来日。皆さんの温かい歓迎に感謝しています。アリガトウゴザイマス!」と日本語を交えてあいさつし、観客を興奮させた。
また日本語で「オハヨー!」とあいさつしたジャクソンは、通訳からそれは“グッドモーニング”の意味だと伝えられると「LAは朝だからいいんだよ」と笑ってごまかし、改めて「コンバンハ!」と元気にあいさつ。「大変面白い作品です。美女もいるし、ハンサムな男性もいるし、もちろん私も出ているのでぜひ楽しんで見てください」と呼び掛けた。
一方、ヒドルストンが演じたコンラッドの吹き替えを務めたGACKTは、屋外でのイベントとあり「寒くて鼻が詰まっちゃった…」と苦笑いを浮かべながら、本作を「皆さんが想像するキングコングとはちょっと違っていて、展開も早いし、びっくりする仕掛けもある。人間ドラマも面白いです」とアピールした。
ヒドルストンについては「近くで見るといい男だな…と。なかなかこんないい男、間近で見ることがない」と興味津々の様子で、明日帰国するヒドルストンにお勧めスポットとして「(新宿の)ゴールデン街に行くのはどうでしょうか」と紹介した。
それを聞いたヒドルストンは「ぜひ行ってみたい」とノリノリだったが、司会者から「言い出しっぺとして案内しなくては」と突っ込まれたGACKTは「僕も行ったことがない」とまさかの回答で笑わせた。
ラーソン演じるヒロインの吹き替えを務めた佐々木は「映画の中の彼女は、意志のある強い女性で、同性から見ても格好良くて憧れました」とコメント。
また「今日、優しく接してくださり、さらに大ファンになった」というラーソンに対し、「撮影で大変だったことは?」と質問した。ラーソンは「毎日山に登ったり、走りまくったりを1日十時間もやっていたので、スタミナをきちんと維持して乗り越えていくのが大変でした。マラソンのようでした」と撮影の苦労を明かした。
映画は3月25日から全国公開。