体験型ティーンズフェス「超十代-ULTRA TEENS FES-2017@TOKYO」が28日、千葉県千葉市の幕張メッセで開幕。その一環として設けられた“教室ステージ”に、映画『ReLIFE リライフ』に出演した中川大志、平祐奈、千葉雄大、高杉真宙、池田エライザ、岡崎紗絵が登壇し、特別授業を行った。
漫画アプリの人気作を実写映画化した本作は、27歳でニートの海崎新太(中川)が社会復帰実験プログラム「リライフ」に参加して若返り、高校生活を送るというもの。
映画の内容にちなみ「この先、終わりが来る恋だと分かっていても告白するのはあり?なし?」というお題に、中川は「ありです。やっぱり絶対に後悔すると思うし、終わりが来るからこそ告白したい」と答えた。
同様に「あり」と答えた千葉は「普通、お付き合いをする時は、この関係が続けばいいなと思って始まるわけだけど、ずっと一緒にいると、相手に対して(対応が)おろそかになってしまうこともある。終わりが見えていると、すごく濃密な時間が過ごせるような気がします」と28歳ならではの回答をして、観客をうならせた。
一方、池田は「終わりが見えちゃうのは寂しい」と「なし」を選択するも、両思いの期間が1カ月以上あるとしたら「(告白も)ありかな…」と答えた。
高杉も「僕は(終わりが見えているのに)自分の気持ちだけを伝えるというのはちょっと自己中かな」と「なし」を選択していたが、「1年あるなら考える。でも(その後に別れるのは)ちょっと寂しいですね」と揺れる思いを語った。
会場ではさまざまな意見交換がなされたが、最終的に中川が「自分の気持ちに素直になろうということですかね。本能的に、伝えたい時には伝えていきましょう」と10代の若者たちに熱く呼び掛けた。
また「10年後、思い描いている自分になれていると思うか?」という質問に「そう思わない」と答えた千葉は「(撮影当時の)27歳って、10年前はもうちょっと大人だと思っていたし、なんなら結婚して、もう子どももいると思っていた」と語った。
同様に「思わない」と答えた中川だったが「そもそも理想がない。こうなりたいというのがないので、どうなっている可能性もあるかなと思って」と意外な回答をし、芸能界入りのきっかけについても「スカウトされたので軽い気持ちで…。今は野心もありますけどね」と語った。