インスタグラムでのサントリーサンバーズ入団会見に臨んだ柳田将洋

6月2日、サントリーサンバーズの記者会見がインスタグラムで配信された。山村宏太新監督とドイツ・ポーランドに主戦場を移し3年ぶりに古巣へ復帰した柳田将洋が意気込みを語った。

バレー男子日本代表の主将も務める柳田は「古巣に戻って来れてうれしく思う。3年間海外を経験してもう一度日本のリーグに挑戦したい、山村監督のもとサンバーズでプレーしたいと思い帰って来た。来年には『オリンピック』もある。今季は非常に重要なシーズンになる。サンバーズは熱いチーム。その一員になれるのは楽しみ」と喜びを口にした。

対戦したい相手として柳田は王者・ジェイテクトSTINGSを挙げた。

「まずは前回の覇者のジェイテクト。西田(有志)選手を起点に磐石のチームを作ってくると思う。僕らはチャレンジャーなので挑戦者として挑んでいきたい。準優勝のパナソニック(パンサーズ)も力がある。そういう強豪に対してチームの目標を達成できるよう力になっていきたい」

海外で得た自信について、強力なサーブを誇るアウトサイドヒッターは次のようにコメントした。

「3年間ともサーブに関しては数字を残せたので、そこは自信を持ってやっていきたい。アタッカーとして存在感を見せたい。海外で経験したことは絶対にサンバーズに役立つと思うので、出し惜しみせずにやっていきたい」

目指すのは3冠だ。背番号8は『V.LEAGUE Division1』『天皇杯』『黒鷲旗』のすべてで頂点を見据える。

「3冠を目指すことが大事。3冠を取れれば自信になるし、僕自身サンバーズに帰って来た意味がある」

最後にファンへのメッセージを送った。

「サントリーに入団してプレーできることをうれしく思う。古巣に戻れることはなかなかないことなので、チーム関係者・ファンに感謝しながらプレーしたい。このような状態なので未来に向けて不安はあるし、この先どうなるかわからないが、今できる最大の準備をすることによって未来は変わるし、よりよく変わると思うので、一致団結して乗り越えていきたい」

また、山村監督は「強豪サンバーズという歴史あるチームを率いるプレッシャーはあるが、力がある選手は多い。ぜひ優勝に導きたい。目指すのは3冠。スローガンに掲げた『PLAY HARD』を実践していかないと成し遂げられない。『PLAY HARD』を日々実践することによって3冠につながると思う。ファンと喜怒哀楽を共有できるチームにしていきたい。それが実現できたら素晴らしい魅力あるチームになると思う」と抱負を語った。